■どうやって体幹を鍛えるのか?
体幹を鍛える方法はいろいろあります。基本としてはインナーマッスルを鍛えるということになります。通常、鍛えるというとどうしても筋肉、つまりアウターマッスルをイメージしますから、インナーマッスルを鍛えるという考え方が大切です。 道具を使わない体幹トレーニングの一つにフロントブリッジという方法があります。プランクとも呼ばれ、体幹トレーニングの基本のようなものです。これは一切器具を使用することなく、自分の体重のみを利用して行うため、手軽に行うことができます。 うつぶせになり、腕と両足の4点で体を支え背中をまっすぐ伸ばすだけです。この姿勢をキープするのです。20秒くらいから始め、徐々に時間を延ばしていくとよいでしょう。 同様にサイドブリッジ、バックブリッジといった方法があります。姿勢こそ違いますが、これもフロントブリッジと同様に同じ姿勢をキープするものです。 筋トレの部類に入ってしまうのですが、腕立て伏せやスクワットも効果的なトレーニングとなります。 器具を使った体幹トレーニングとして有名なのはバランスボールではないでしょうか。座っているだけでも体幹トレーニングができるのです。バランスボールの上でフロントブリッジを行ったり、腕立て伏せを行ったりと、いろいろなトレーニングに組み合わせて使用することも可能です。 但し、バランスボールには大きな欠点もあります。それは大きいことです。トレーニングに使用する場合はこんなにいいものはないのですが、使用しないときはどうでしょうか。この大きさですから邪魔になって仕方がないですよね。トレーニング専用のルームがあればいいのですが、一般家庭にそのような部屋はありません。
■まとめ
健康な身体のために大切なのが、栄養バランスと適度な運動です。不足しがちな栄養をサプリメントで補うことはできますが、運動不足を解消できるサプリメントは残念ながらありません。 体幹を鍛えるためのトレーニングは軽い運動になりますから、体幹を鍛えることで健康な身体を作れるとともに、運動によって健康な身体を作ることができるので二重に効果的であるといえます。ポッコリお腹の解消にも効果的なのです。 大掛かりなトレーニングは大変ですが、自宅でできる簡単なトレーニングから初めてみましょう。飽きずに継続することができれば、知らないうちに健康な身体を手に入れることができます。