■ゼラチンを加えて炊いてみよう
意外に思われるかもしれませんが、ゼラチンも、ご飯を美味しく炊き上げたいときに使える食材の一つです。お米を普段通りにセットした後に、粉ゼラチンを全体に振りかければ準備OKです。 ゼラチンを混ぜてお米を炊くことで、お米の表面にゼラチンで薄い膜ができます。この膜が、お米を艶やかに、美味しそうに見せてくれます。 またゼラチンを入れて炊いたごはんは、冷凍するのにも向いています。ゼラチンの膜が、ごはんの内部から水分が飛んでしまったり、余計な臭いがうつったりするのを防いでくれるのです。解凍して食べるときに、味の違いを実感できることでしょう。 ゼラチンを加えてご飯を炊くときの目安は、お米3~4カップにつき5グラム程度です。あまり多すぎると、お米の食感が変わってしまいますから注意しましょう。
■酢
特に夏場にオススメなのが、お米に酢を加えて炊き上げる方法です。酢の酸味が、ごはんのうまみを引き立てて、より美味しい白米へと変身させてくれるでしょう。 酢の効果で、ごはんが傷みにくくなる点もメリットの一つ。ただし酢を入れすぎると、ご飯がすっぱくなってしまいますので注意してください。酢を加える場合の目安は、お米2合に対して大さじ1です。
■まとめ
日本人に身近な白米だからこそ、「より一層美味しく楽しむための裏技」も数多く存在しています。どれも「美味しくするためのコツ」ですが、どの方法を選ぶのかによって、仕上がり方には違いが生まれてきます。どの味が好みなのか、自分自身でチェックしてみるのも良いでしょう。 毎日の食事作りにおいて、「今日はどんなおかずを作ろうかな?」と悩む方は多いことでしょう。家族に美味しい食事を楽しんでもらいたいからこそのお悩みだと言えます。セットで登場する白米については、「いつもと同じ」だからこそ、ついつい無意識になってしまうのかもしれませんね。 実際には、白米の味がランクアップすることで、食事全体の満足度も高まるはずです。家族みんなで美味しい食事を楽しみたい!と思ったときには、ぜひ白米の炊き方にまでこだわってみてください。