education201812

保育園や幼稚園から小学校に通い出すと、毎日の宿題が日課になります。 自分からきちんとできる子、やればできるのになかなか取り掛からない子、難しくてなかなか進まない子…いろいろですが、やはり親としては毎日ちゃんと終わらせて提出させたいと思いますよね。 今回は、世間の小学生はいつ宿題をやっているの、みんなの様子を聞いてみるとともに「丸つけは何年生まで親がするもの?」「ダラダラして宿題を始めない子でもスムーズに取り掛かれる方法は?」などの疑問にもお答えします!

 

ダラダラする小学生VSイライラする親


小学生の子どもに対し「宿題をなかなかやらなくて…」と悩んでいるママの話を聞いてみると、たいてい、学校や外遊び・習い事などから帰り、この時間にやると決めたはずなのに、いざその時になるとマンガを見始めたり他のことばかりしてダラダラ…!というケースが多いです。  「学校から帰ったら、ランドセルを片付けて宿題をしようね」と言い聞かせて素直にその通りにできる子や、少し声をかければ渋々でも宿題に取り掛かる子のママから見ると不思議かもしれませんが、どれだけ口をすっぱくして言い聞かせても、なかなかできるようにならない子もいるのですね。

 

かといって、親の立場からは「宿題やらなくてもいいよ」とはなかなか言えませんし、担任の先生から「ご家庭でちゃんとやらせるよう指導してください」と言われることもあります。 かくして毎日「もう宿題やる時間でしょ?」「早く始めなさい!」とバトルが始まって、ママはイライラ…。

 

ただ、宿題はともかくとして、子どもが家でダラダラすること自体は一概に悪いこと・正すべきことではないと言われています。

 

学校やクラブ、習い事では、子どもなりに一生懸命頑張っている子がほとんど。  たとえママからそうは見えなかったとしても、本人はストレスや緊張感と闘いながら気を張っているので、家ではちょっとダラダラしているくらいの方が安心だと言う教育研究家も多くいます。

 

世間一般の理想通りにさせようと思うとイライラしたり叱ったりすることが多くなってしまいがちなので、「ダラダラしてもOK」という前提のうえ、いかにスムーズに取り掛かれるか工夫するのが良さそうです。