「100億円キャンペーン」を謳い、キャンペーン終了時の駆け込み購入や、クレジットカードのなりすまし不正請求問題など、よくも悪くも大きな話題となった「PayPay」。 来るべきキャッシュレス時代を牽引すると注目の新サービスに、筆者もさっそくアプリをダウンロードして、キャンペーンに参加してみました。キャッシュレスでの支払いのスムーズさに感心しながらも、「使いすぎ」の罠にハマりそうになったり…騒動に「ちょっとだけ」巻き込まれてみて考えた、キャッシュレス時代のお金の使い方について、お話しましょう。
すぐに使える手軽さ&支払いのスムースさが魅力
いわゆるスマホアプリを使ったキャッシュレス決済のサービスとしては、これまでも「LINE Pay」や「楽天ペイ」などが多くの利用者を獲得していましたが、今回新規参入という形で、ソフトバンク・Yahoo!系列の「PayPay」のサービスが始まりました。 筆者も「100億円あげちゃうキャンペーン」や「20%が戻ってくる」の売り文句に心惹かれ、「FPとしての研究、実践のため」という言い訳もしつつスマホにアプリをダウンロード。クレジットカードやデビットカードのように「カードを発行」するための手続きや「審査」もないので、アカウントや支払い方法の登録をするとものの5分で使えるようになります。 初めての利用では「500円相当」のプレゼントがつくので、さっそく自宅近くのファミリーマートで、コンビニスイーツを買ってみました。支払い方法はレジで「PayPay」のスマホ画面を見せて、「PayPayで」と告げると、店員さんがバーコードをピッと読み取ってあっという間に支払い完了。 このスムーズさが気に入った筆者は、「PayPay残高に銀行口座からのチャージ
(※1)」を選んで5000円をチャージ。家電などの購入予定がなかったので、もっぱらおにぎりやお菓子の「ちょい買い」で使用しました(加盟店も急増しているようですが、筆者の生活圏ではまだ「いろんな店で使える」というレベルではありません)。※1このほか「PayPay」の支払い方法には、「Yahoo!マネー」と「クレジットカード」がある。