■子どもがイヤイヤをする原因とは
歩いたり話ができるようになってくると、子どもはどんどん自我が発達してきます。あれをしたい、これをしたいという欲求が増えてきますが、周りの状況を確認する能力はまだそれほど発達していません。 テーブルの上のコップをさわる、コンセントに近づく、階段をのぼろうとするなど、ママからすると危険に見える行為を行い、それを制止すると自分の欲求を止められたように思い、イヤイヤを発動するのです。 イヤイヤ期は自分の気持ちをうまくママに伝えることもできないので、それがストレスになり、さらにイヤイヤをしてしまう子どももいることでしょう。また、やりたいことがうまくできず、それがストレスになりイヤイヤをしてしまう子どももいます。 どんな理由でイヤイヤをしているか読み取ることができれば、子どものイヤイヤを少しでも取り除いてあげることができそうですね。 ■イヤイヤ期をどう乗り越える? イヤイヤ期はママがいくらいっても、子どもはいうことを聞いてくれないものです。しかし子どものイヤイヤを全て真に受けていては、子どもがワガママに育ってしまうのでは?と心配になることもありますよね。 子どものイヤイヤ期は脳が発達していないことも原因なので、基本的には成長するのを待つしか解決方法はありません。子どもを叱ったとしても本能的に行動していることなので、何が悪いか理解できていないと思ったほうが良いでしょう。 イヤイヤ期はずっと続くものではありませんので、いつかは終わると思い、ある程度は子どものイヤイヤに目をつむってあげることも必要です。 常に子どもを叱っているとママ自身も精神的にくたびれてしまうので、イヤイヤ期の子どもはこんなものと思い、広い心で受け止めて乗り越えるようにしましょう。