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子育てをする上で頭を悩ませるのが、子どものイヤイヤ期ですよね。何をしても子どもがイヤイヤをするので、どのように対処すれば良いか悩んでいるママも多いのではないでしょうか。 子どもの成長にとって必要な時期だとは分かっていても、泣いたりわめいたりする我が子を見て、うんざりしてしまうママもいることでしょう。 そこで子どものイヤイヤ期について、気を付ける点や知っておくべきことについてまとめてみました。子どもが本格的なイヤイヤ期に突入する前に、ぜひとも確認しておいてくださいね。 ■自我が芽生えると始まるイヤイヤ期 一般的に子どものイヤイヤ期は2歳頃に起きるとされていますが、早い子どもだと1歳半ぐらいから始まることもあります。子どもによってイヤイヤ期の始まりは異なりますが、遅くとも3歳頃までは迎えるとされています。 子どもは1歳半を過ぎた頃から自我が芽生え、いろんなことを自分でやりたがるようになります。しかしその一方で、自分の欲求を抑えることができないので、イヤイヤになって現れます。 子どものイヤイヤ期は、脳の理性を抑える脳の前頭前野といわれる部分がまだ発達していないため、自分の欲求をコントロールすることができません。 本能的に行動しているうちはイヤイヤが止まりませんので、いくら子どもにダメと諭したところで行動を止めることはできないでしょう。 脳の機能の発達とともにイヤイヤも収まりますので、順調に成長している証と思い、見守っていきましょう。 ■イヤイヤ期はいつ頃から始まって、いつまで続く? イヤイヤ期が始まると、一体これがいつまで続くんだろうと不安に思いますよね。イヤイヤ期は2歳半ごろから始まる子どもも多いようですが、早い子どもだと1歳を過ぎた頃からイヤイヤ期が始まるようです。 遅い子だと3歳を過ぎてから始まる場合もありますので、イヤイヤ期の開始時期は個人差がかなりあるようです。中には5歳を過ぎてから始まったという子どももいますので、2歳になってイヤイヤ期が始まらなかったと思って安心すると、あとでイヤイヤ期を味わうことになりそうです。 子どものイヤイヤ期間も個人差がありますが、半年から1年ほどという子どもが多いようです。しかし2年以上続いたケースも少なくありませんので、子どもによってかなり開きがあるといえるでしょう。 1カ月で終わる子もいれば3年かかる子どももいますので、あまりあせらず気長に対処するのが良いでしょう。 脳の発達とともにイヤイヤ期は必ず落ち着いてきますので、子どもの成長過程と思い、根気よく付き合うようにしましょう。