■亭主関白な夫とうまく付き合っていくには

27-2

それでは、こんな亭主関白な夫にイライラさせられっぱなしな妻はどのように対処していけストレスを溜めず上手くやっていけるのでしょうか。夫が亭主関白でもうまくいっている家庭を参考にしながら対策を考えていきましょう。 ・対策1:夫に甘える 亭主関白は裏を返せば「頼りがいがあって男らしい」という風にも取れます。頼りにされることが喜びという性質を持っているため、妻は一歩下がって、「あなたがいないと無理」ということを伝えてあげるとやる気を発揮し、簡単なことなら手伝ってくれるようになるかもしれません。 大切なのはきちんと言葉で伝えることです。亭主関白でない多くの男性にも言えることですが、女性と違って感覚的に物事を察することが苦手な人が多いので、態度だけでなく必ず言語化するようにしましょう。 ・対策2:夫婦分業を受け入れる 男女がフェアであるべきという考えは一旦捨てて、夫婦はお互いの仕事をこなすものと考えるようにしてみて下さい。夫は自由に仕事をしたり、飲みに行ったりしているのに、自分は家庭に閉じ込められて理不尽だ…と思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、小言のように家事・育児に注文を付けられるよりはマシと考え、自分の仕事を淡々とこなしていった方がストレスにならないのではないでしょうか。それでも毎日これだと退屈するという方は、たまには外でお茶をしたり、買い物をしたりと、自分なりのストレス発散方法を見つけておくと良いでしょう。 それでも、共働き家庭の場合は納得できないという妻もいるでしょう。そんなときには「自分にはどうしても両立が難しいんだけど、どうしたらいいかな?」と弱い一面を見せて相談してみましょう。時短やパートタイムで働かせてもらったり、家事代行サービスを提案してみるのもひとつの手です。 ・対策3:とにかく誉める 買い物に行ってきてくれたり、子どもの面倒を見てくれたりと、何か少しでも夫が手伝ってくれるようなことがあればとことん誉めるようにしましょう。特に日曜大工や高いところのものを取るなどの男の人が得意な作業を誉めてあげると俄然モチベ―ションが上がる方が多いようです。「この仕事はあなたじゃないとできないからお願いしたい」と、夫がやるということに付加価値を付けてあげるとさらに効果的です。やってくれた後には「さすが!」、「あなたがいてよかった」としっかり誉めるようにすると、次にお願いしたときにも動いてくれやすくなります。感謝の言葉も忘れないようにしてくださいね。 いかがでしょうか。気難しいように見えて、言動や考え方は意外と分かりやすい亭主関白夫。イライラする事も多いですが、そんなときには一呼吸置いて、言い方や態度を変えて接してみて下さい。亭主関白夫はうまく扱えるようになると、とても頼りがいのある一家の大黒柱になってくれるでしょう。