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共働きの家庭にとって、家事の分担は大きな課題です。率先してやってくれる夫もいれば、家事は全くやらない/できないという亭主関白な方もいるでしょう。そのことで喧嘩したような日には、結婚前は見えなかった夫の意外な一面に戸惑い、イライラが収まらないという方もいるのではないでしょうか。 こういった家庭内の不和はなかなか相談する相手がいないということもあり、内にストレスを溜め込んでしまう妻が増えているようです。 そこで、亭主関白な夫に悩む妻は夫とどう付き合っていけば家庭が円満に過ごせるのかご紹介したいと思います。思いつめて離婚を考える前に、ぜひ一読してみて下さい。

■亭主関白な男性の特徴

女性から見ると亭主関白な男性というのは理解しがたい部分があります。まずは良く言えば古風で男らしい、悪く言えばいくらでも言える亭主関白な男性の特徴について紐解いていきましょう。 ・特徴1:妻を下に見ている 基本的に自分は妻よりも上の立場で命令するのが当たり前というのが亭主関白な男性の考え方です。少しでも妻が失敗をするとバカにしたり、行動を咎めたりします。言葉がキツい方も多いのではないでしょうか。こういったモラハラが慢性化していくと、妻の中には自分に自信が持てなくなり萎縮してしまう方もいるでしょう。 ・特徴2:男は仕事、女は家事・育児 亭主関白夫は、「男女の役割は分業」という昭和男児のような考え方を持っている方が多いです。働いている女性と結婚した場合、仕事はやめて家庭に入ってほしいと言う考えの方もいるでしょう。それなのに、家事・育児を頑張る妻が少しでも不満を訴えると、「俺はお前たちのために仕事をしているんだ」と主張し、家では何もしようとしない傾向があります。共働き家庭で夫が亭主関白の場合、妻は仕事も家事・育児も完璧にこなすことが要求され、そのストレスは相当なものになります。 ・特徴3:わがまま


亭主関白な人というのは基本的に自己中心的な方が多いようです。自分の欲求に忠実でありながら、家族や周りの人への気遣いは少ないという傾向が見られます。 料理を例に挙げても、せっかく妻が作ったものを「今はこれの気分じゃない」、「味が好みじゃない」などと言って、作り直しをさせることもあります。自分を中心に物事を考えているので、振り回される妻はたまったもんじゃありませんよね。