■型抜きをフル活用して可愛さ演出
海苔やチーズを細かく切って、センス良く並べるのは時間的に難しくても、人参やハム、チーズなどを「型抜きするだけ」ならできる!というママも多いのではないでしょうか。 星形やハート型は、型抜きしてトッピングするだけでも可愛らしさを演出できます。「色味が足りない」と思ったときでも、該当カラーの食材を型抜きしてプラスするだけで可愛らしい印象になり、オススメですよ。
■飾り切りで華やかさアップ
子どものお弁当に可愛らしさをプラスしたいな……と思ったときには、飾り切りに挑戦するのもオススメです。飾り切りとは、料理に華やかさをプラスするため、野菜などを工夫してカットすることを言います。切り方に工夫を凝らすことで、季節感を演出することにもつながるでしょう。 キャラ弁同様、ママの技術力が必要とされますが、キャラ弁よりも汎用性が高く、これから先も通常の食事作りなどで活躍してくれます。子どもが大きくなってからでも、お弁当のトッピングとして活用できるので、身につけておいて損はありません。 比較的簡単にでき、子どものお弁当にも活用しやすい飾り切りは、以下の3つです。 ★華切りハム ハムを中央で軽くたたみ、たたんだ方に、キッチンバサミで5ミリ間隔の切れ込みを入れます。端からくるくると丸めてピックで留めると、ハムのお花が咲いたような、立体的な形になります。お弁当の隙間を埋めるのにも、ピッタリの一品になってくれることでしょう。 ハムはできるだけ、柔らかめのものを使うと成功しやすいです。慣れれば1分ほどでできますから、ぜひ挑戦してみてください。 ★カタツムリウインナー ウインナーを3本使って作るのが、カタツムリウインナーです。1本目のウインナーは縦に半分にして、細かく切れ込みを入れます。2本目のウインナーはそのまま半分にカット、3本目は斜めにカットしておきます。 ウインナーをボイルしたら、2本目のウインナーの上に1本目のウインナーを乗せ、巻き付けるようにさしてパスタで固定します。斜めに切ったウインナーを顔と身体に見立てたら、殻部分を合体させます。最後にパスタで触覚を付けたら、カタツムリウインナーの完成です。 3本のウインナーから2匹が作れるカタツムリウインナー。幼稚園児のお弁当にはピッタリの可愛らしさです。 ★かまぼこウサギ かまぼこ(ピンク色)を用意して、色が変わっている部分に包丁を入れます。1/3ほどを残して、切れ込みを入れます。ピンク色の部分を左右二つに分けたら、それぞれを折り畳んで切れ込みの方に刺します。海苔やゴマで目を付ければ完成です。 簡単にできるかまぼこウサギは、女の子のお弁当にピッタリのモチーフです。こちらも簡単なので、お弁当の隙間に詰め込んでみてください。