■洋服は取り出しやすい&しまいやすい工夫がマスト

2

おもちゃの次に散らかりやすいのが、洋服です。こちらも、「子どもにとって見やすく、使いやすい収納」を心掛けることで、スッキリ収納できるだけではなく、散らかりにくい部屋作りを進めることにつながります。 タンスや引き出し収納の中には、ぜひ100円均一などのかごやボックスを追加してみて。洋服を立てた状態で収納できるようになれば、子どもが自分で「今日着たい服」を選ぶことができます。 ママが子どもの服を決めたい場合には、「明日着る服ボックス」を用意するのもオススメです。ボックスに入れるだけですから、きちんとたたまなくてもOK。子どもが自分でボックスの中から身支度を整えてくれますし、朝の時短にもつながります。

 

■お出かけアイテムは専用コーナーを作ろう

小さな子どもがいてもスッキリとした生活を実現しているママたちは、日常生活の中の「部屋が散らかりやすいタイミング」をきちんと把握しています。このタイミングに合わせて適切な対策を行うことで、自分自身が特別な努力をしなくても、スッキリ空間が保ちやすくなるというわけですね。 さて、気になるのが「部屋が散らかりやすいタイミングって、いったいどんなとき?」というポイントですが、ずばり「家族それぞれが帰宅した瞬間」です。 手に持っていた荷物、鍵やアクセサリー、スマホなどの小物、バッグや上着などの大物たち……。家族が帰宅すると共に、家の中には「散らかりやすいアイテム」が多数持ち込まれることになります。 大切なのは、これらの雑多なアイテムを集中管理できる専用エリアを作るということです。 玄関からリビングに入るまでのどこかで、上着を脱ぎ、カバンをかけ、各種小物を入れるかごを用意しておけば、外出時に必要なアイテムがリビング内に散乱することはありません。 「幼稚園バッグはここに置こうね」なんて声かけをすれば、外出アイテムの定位置化は、子どもにとっても決して難しくはありません。家族の人数が増えれば増えるほど、スッキリ効果も高まりますから、ぜひ「帰宅コーナー」を作成してみてくださいね。

 

■定期的な持ち物見直しは必須!

最後のポイントは極めて基本的なことですが、収納上手なママたちほど、「家の中に所持するアイテム」は厳しい目線でチェックしています。家の中に不要物を溜め込まないことで、収納スペースにも余裕が生まれ、それを活用できるようになる、というわけですね。 「気付いたら家の中に物が増えている」というのは、ある意味で当たり前のこと。しかし収納上手なママたちは、そこで諦めることはありません。定期的に自宅の持ち物をチェックし、必要なもの、これから先必要だと思われるもの、使い終わったもの、もう必要ないものなど、しっかりと見極めているのです。 「あの人、収納上手だなぁ」なんて憧れているママがいる場合でも、実は「収納上手」なのではなく「所有しているアイテムがそもそも少ないだけ」ということも考えられます。 スッキリした生活を送るためには欠かせないポイントですから、ぜひ意識してみてくださいね。

 

■まとめ

小さな子どもがいてもスッキリとした生活を続けている、収納上手な素敵ママたち。その行動には、共通点も多いものです。その共通点を自身の生活に取り入れてみれば、理想の毎日へと近付けられる可能性も高いでしょう。 まずは「我が家でも簡単に取り入れられそう!」と思ったポイントから、徐々に実践してみてくださいね。