毎日の食事量が多いと体に蓄積していく“脂肪”。脂肪が増えていき理想体重を大きく超えてしまうと、さまざまな健康リスクが高くなります。そこで今回は、体内の余計な脂肪を減らしてくれる食材をピックアップしました。

 

万病の元“脂肪肝”を改善する食材は「大豆」


12月4日に放送された『名医とつながる! たけしの家庭の医学』(テレビ朝日系)では、肝臓に蓄積していく脂肪の“脂肪肝”について特集。番組には愛知医科大学病院の角田圭雄先生が登場し、“肝臓の脂肪が減る”食材を紹介してくれました。

 

そもそも脂肪肝とは、肝臓に中性脂肪が溜まった状態のこと。暴飲暴食を繰り返すと脂肪が溜まり、そのまま放置すれば心筋梗塞や脳梗塞になるリスクがアップします。また現在の脂肪肝患者は約2000万人いて、中には対策をせず放置してしまっている人も…。“万病の元”といわれる脂肪肝はさまざまな病気を招くので、早期の改善を心がけましょう。

 

角田先生によれば、脂肪肝を改善する食材は「大豆」。大豆に含まれている“たんぱく質”は肝臓に作用し、“FGF21”という善玉ホルモンを増やすそう。この“FGF21”は肝臓の余分な中性脂肪を燃焼させる効果があるため、脂肪肝対策にぴったりです。

 

番組内では、大豆を“ほぼ毎日”摂取している女性たちの食生活をチェック。肝臓の脂肪量を調べたところ、6人中5人が“基準値を下回る5%以下”という結果に。診断中に「ジンギスカンばっかり食べてる」とコメントした女性の肝臓は、大豆の効果で脂肪がほとんどありませんでした。

 

リアルタイムで視聴していた人からは、「ジンギスカン食べてばっかりでも脂肪が少ないって普通にすごい」「肉を食べる日は、意識的に大豆を摂取してみます!」といった反響が続出。