育児と仕事の両立を阻む、様々な課題をサクッと解決できるテレワークという働き方があります。 2016年6月に、「テレワーク導入企業数3倍(2012年度比)」「雇用型在宅型テレワーカー数10%以上」等の政府目標が閣議決定しました。 この流れを受け、総務省が2020年度までにテレワークを勤務形態の一つとして定着させる計画を発表しました。 これを機に、ワーキングマザーの働き方革命が加速するのではないでしょうか。 参考:
http://www.soumu.go.jp/main_content/000361412.pdfではここで、テレワークとはどういった働き方なのか、整理しておきましょう。
【自宅で働くことだけがテレワークではない】 テレワークの“テレ”は電話という意味ではありません。”tele”は英語で“離れた“という意味で用いる接頭辞です。 でも、テレワークと聞くと、自宅で電話を受けたりかけたりする仕事という印象を持ってしまうのではないでしょうか。 もちろん、それもテレワークの1つですが、実は様々なスタイルがあり、すべてが自宅勤務というわけではありません。 こちらのチャートをご覧ください
※参考・・・総務省HP
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/telework/18028_01.html
大きく分けて、雇用型と自営型があります。それぞれ自宅で働く人、カフェやシェアオフィスでPCをつないで働く人、小規模のオフィスを与えられる人など、様々なバリエーションがあるようです。 また、必ずしも週5日以上のフルタイムをテレワークとしているわけではなく、週1日だけ在宅でその他の日は出社するといったハイブリッド型も存在します。
【最大のメリットは、通勤時間の削減】 ワーキングマザーが、こういったテレワークに従事するメリットは何だと思いますか? まず、思い浮かぶのは通勤時間の削減ですよね。 特に、都市圏にお勤めの方にとっては、往復2時間超の通勤時間が育児と仕事の両立をするうえで、課題になっていると思います。 時短勤務を強いられている人も、通勤時間をゼロにすることで、出産前と同じフルタイム勤務が可能になるのではないでしょうか。
保育所に子供を預ける時間も短くなりますし、小学生のお子さんを『おかえり!』と迎えて、仲良しのお友達の家へ送り出したり、習い事や塾に通わせることもできます。 企業側にも、•柔軟な働き方の実現により、有能・多様な人材の確保と流出防止、能力の活用が可能になるなどのメリットがあります。
では、実際にテレワークの仕事を見つけるには、どうしたらいいのでしょうか?
その2
へ続く…
CHANTOママライター/大友優華