7|「アルミフック・マグネットタイプ」

POINT|シンプルだけれど洗練されたデザイン。だから、どこでも使いやすい。
レンジ横の壁には、整然と並べられた「アルミフック・マグネットタイプ」に調理器具が一つひとつかけられている。レンジ横の壁が全てマグネットになっているのは、無印良品の家ならではの使いやすさ。一般的にマグネットがくっつけられる冷蔵庫や玄関ドアなどで使っているという人も多いアイテム。

「さっと使ってさっと戻せる。引き出しに調理器具を入れるよりもこっちのほうが断然使いやすいですね」

 

8|「ステンレス横ブレしにくいS字フック」

POINT|シンプルだけれど洗練されたデザイン。だから、どこでも使いやすい。
ちょっとした小物を引っ掛けるのに便利なS字フック。無印良品のものは、横ぶれしないように二重構造になっている。サイズは大小あり、小さいサイズでも5kgの耐荷重があるとか。「S字フックってどこでも売ってますけど、無印良品のは安っぽさが感じられないんです。S字フックひとつとってもスタイリッシュ!」

藤田さん宅のクローゼットでは、「よく使うカバン」などを引っ掛け、取り出しやすくしています。

 

9|「MUJI YOURSELFラベル」

POINT|一部店舗のサービスで作れるアイコンラベルシール。分かりやすいしかわいい

無印良品の一部店舗では、アイコンラベルをカスタマイズして作ることができるそう。該当店舗に置かれている端末で必要なアイコンラベルを選択するなどして編集し、プリントするだけという簡単作業。「ラベルシールを作るのが大変……という人にかなりおすすめしたいサービスです!」

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小さいサイズは、一枚のプリントでなんと10円!「アイコンもかわいらしく、小さな子どもでも判別しやすいので、ぜひ利用してみてください」

 

10|「壁に付けられる家具」

POINT|方角を考えたときに神棚をどこに置こう……そんなときにこれを発見!
壁を有効活用したい場合に便利な無印良品の「壁につけられる家具」シリーズ。石膏ボードの壁であれば、壁を大きく傷つけずに簡単に取り付けられることができる。藤田さん宅では、簡易的な神棚として利用。「家に神棚のスペースを設けたい場合でも、適切な場所がない場合などに、これはおすすめです」
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さすが無印良品の家だけあり、壁や窓枠の木の色とも完全にマッチ!

収納がニガテなら、専門家に相談を!

もともと収納技術がそんなにあるわけでない藤田さん。無印良品の家に引越したことをキッカケに、無印良品の専属インテリアアドバイザー(IA)さんに相談しつつ、今の収納のしくみを完成させたのだとか。 「収納って、なにもないところからニガテな人が一から作り出すには、とても大変な作業だと思うんです。整頓が得意な人ならしくみ作りが苦にならないと思いますが、ニガテな人はどうしてもつまづいちゃいますよね。そこで、無印良品のインテリアアドバイザーさんに相談するというのは、ひとつの方法だと思いますよ!」 前の家のとき「正直、収納にお金かける意味がわからない」と思っていたという藤田さん。それが無印良品の家に住み収納のしくみを作ったことで、ぐんと生活しやすくなった。そして、片付けへのハードルもぐんと下がったそう。

「このおうちに住んで、できないなりに頑張ってやると片付くのがうれしくて。収納が好きになりました。一度しくみをつくっちゃえば何十年も使えるし、今は収納にお金をかけてもいいのかなって思えます」

 

PROFILE 藤田あみいさん


1985年北海道釧路市生まれ。イラストレーター・漫画家・エッセイスト・ブロガー。2014年に、無印良品の家モニター「三鷹の家大使」に就任。「無印良品の家」の公式ウェブサイトで「ぜんぶ無印良品で暮らしています~三鷹の家大使の住まいレポート~」「あみいちゃんの家づくり新書」を執筆中。著書に『懺悔日記 子どもの愛し方を知るまで』(マガジンハウス)。ぜんぶ、無印良品で暮らしています。「無印良品の家」大使の住まいレポート(角川書店)。現在、雑誌『LDK』にてコミックエッセイを連載中。

 

取材・文/松崎愛香 撮影/小島 光