古くから伝わる日本の“短歌”。「作るのが難しそう…」「かたいイメージがある」と思っている人も多いかもしれません。しかし現代の短歌は、気軽に楽しめて誰にでも作ることができます。そこで今回は、俵万智さんのカジュアルな短歌をご紹介しましょう。
俵万智さんの短歌
今年の11月に放送された『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)に、歌人の俵万智さんが出演。「サラダ記念日」に登場する短歌や、短歌を作る時の“コツ”を紹介してくれました。
短歌といえば様々なテクニックを使うイメージですが、俵さんは「短歌はときめく心を言葉のリズムに乗せるだけ」と説明しています。実際に俵さんの短歌は、「『この味がいいね』 と君が言ったから 7月6日は サラダ記念日」といった親しみやすいもの。
そんな俵さんは番組内で、短歌作りにおいて“最も大切なこと”を問題形式で出題しました。NGT48の中井りかさんは「周りの目に敏感になる」と回答していましたが、答えは“日常の中の小さな心の揺れに敏感になる”ことだそうです。
この俵さんの答えに、「確かに“サラダ”って些細な言葉だよね」「俵さんの短歌が親しみやすい理由ってこういうことだったんだ」「心に突き刺さる短歌って確かにシンプルなものが多い」「身の回りに起こる些細な出来事だから、誰でもシンパシーを感じるんだね」と共感の声が続出しています。