「パパ友」の場合、その集まりとなると「飲み会」になることが多いようです。実際には「ママ友」のように集まることはほとんどありませんから、運動会などの特別な場合だけになります。そのため、多くが初対面となってしまうのです。 ですが、父親は基本的には仕事をしていますから、初対面の相手との挨拶はお手のものとなります。まずは名刺交換から、といったところから始まるそうです。更にお酒が入れば、奥さんとの出会いから、ご自身の趣味や会社の話しまで、男性同士でかなり盛り上がるようです。 こうなるともう「パパ友」という感じではなく、男だけの飲み会といった感じが適切な表現なのかもしれません。 ですが、こういった「パパ友」という感じではなく、男だけの集まりがより絆を深くしているようです。単に知り合いというだけでなく、子育てといった共通の事案があるわけです。いうなれば、職場での同じプロジェクトのメンバーといったところでしょうか。 とはいえ、その「パパ友」の集まりも「ママ友」にとって、プラスに働くこともあるようです。というのも、多くの父親は普段から子育てを母親に頼りっきりにしているということもあり、母親の負担の理解はきちんとしているのです。 ですから、その「パパ友」の集まりでそういった話題になることもありますし、たまには「パパ友」と子供たちだけで何かをして、ママたちには休んでもらおうという話が出ることもあるのです。 父親一人では何もできなくても、何人か集まればできるということもありますよね。一人では消極的であっても、仲間がいてみんながいれば積極的になれるということもあるのではないでしょうか。
■「パパ友」のトラブルにも注意
「ママ友」の場合、一部ではどろどろとした女同士の関係でトラブルもあるといったイメージがあります。実際に経験がなくても、テレビドラマなどでもそういったシーンが描かれていたりしますよね。では「パパ友」ではどうなのでしょうか。 実は「パパ友」であっても、同じようなことがあるようなのです。「パパ友」であること自体、育児に参加しているということですからよいことなのですが、独自の育児理論を持っている理論先行型の場合、何かとその考え方を他の父親に押し付けてしまうといったことがあるようなのです。いわゆる意識高い系というパターンです。こういった父親には注意しておく必要があるのです。 他にもマウンティングといったこともあります。これは学歴や現在の収入のことで、マウンティングをされてしまうのです。こうなってしまうと、どうしても付き合いがギスギスしてしまいますよね。
■まとめ
近年は「イクメン」という言葉も生まれ、父親が育児に積極的に参加しているというような良い兆候が見られていますよね。 その結果として「パパ友」といった関係性も生まれてきています。「ママ友」とはまた違ったものですが、父親同士が一緒になって子供のために何かをしてくれるのは母親としては心強い限りです。