■食事の後は後片付けをする
食事作法は教えていても、食後の後片付けについてはしつけをしていない母親もいるようです。子どもが小さいうちは、母親がやってくれることが当たり前で上げ膳据え膳になっている子どもも多いでしょう。 小さな子どもに後片付けをさせるのは酷なように思えますが、最初から全て運ばすのではなく、最初はお箸だけ、次はお箸とコップというように、少しずつ後片付けをさせれば良いのです。
ここで大切なのは後片付けをしてくれた子どもに対して、必ずお礼をいうことです。感謝の気持ちを伝えるとともに、それと併せて笑顔を見せることで子どもは褒められたと思い、さらに頑張ろうという気持ちになります。 成長するにつれ、自分の食べた食器は洗うようにしつけができれば、自立した後や結婚した後で困ることもないでしょう。
■嘘はつかない
子どもが小さなうちは、嘘をつくことも多いものです。褒められたい、叱られたくないなど、嘘をつく理由はさまざまです。 しかし子どものうちから嘘をつくことが平気になってしまうと、大人になってから誰からも信頼されず、一人ぼっちになってしまうことが考えられます。 嘘をつくことは悪いことだと早くから教えていないと、その癖がなおらないこともありますので、早めにしつけたほうが良いでしょう。
■歯磨きの習慣をつける
子どものうちから歯磨きの習慣をつけていないと、大人になってから苦労することになります。虫歯だらけになってしまったり、歯周病で抜け落ちてしまうこともあります。 口内が雑菌だらけだと口臭の原因にもなりますので、歯磨きはこまめにするよう習慣づけたほうが良いでしょう。 歯が生え始めたときから習慣づけておくと、歯磨きをすることが子どもの生活の一部になります。食事と歯磨きをセットにしておき、キレイに歯を磨かせるようにしましょう。
■まとめ
子どもにとって必要なしつけをいくつか紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。子どものしつけは大きくなってから始めるよりも、小さなうちから始めたほうが効果も期待できます。子ども自身が苦労しないためにも、早めのしつけを始めるようにしましょう。