<オススメその1:パキフィツム>
パキフィツムの原産はメキシコで、丸くてぷっくりと太った葉っぱ、そして青みがかった緑や落ち着いた感じの薄紫色が魅力的です。パキフィツムとは、ギリシア語で「太った植物」を意味しています。100均などでもさまざまな種類が売られていますので、多肉植物デビューにはぴったりです。 ・育て方
場所:春・秋は日当たりが良く、風通しの良い場所に置き、真夏は明るい半日陰に置いてあげましょう。冬は夜の気温が3度以下になるようなら、室内の方が安心です。
水やり:春・秋は土が乾いたら水をやります。夏も同じタイミングでOKですが、朝か夕方の涼しい時にあげてください。冬は休眠期といって成長が止まるので、水はあまりあげなくて大丈夫です。
肥料:春と秋に液体肥料をあげる程度でOKです。
注意:プニプニとした葉をつい触りたくなってしまいますが、触りすぎると表面についていた白い粉のようなもの(日光から葉を守るためについている)が取れてしまうので、触り過ぎないようにしましょう。水をあげるときには葉の部分に直接かけないことです。 パキフィツムは、寒暖の差が激しい屋外で育てると秋には紅葉します。そして赤やピンク、黄色の小さな花も咲かせてくれますよ。
<オススメその2:コノフィツム>
そらまめのように肉厚の葉が2つくっついたようなコロンとした形、小さな子のプニプニしたおててを合わせたような形、両手を挙げて万歳しているような形と、こちらも色んな種類があります。 ・育て方
場所:コノフィツムは冬が成育期にあたるので、夏の暑さは苦手です。風通しが良く、直射日光の当たらない涼しい場所に置いてあげましょう。成育期である冬は逆に日光に十分当ててあげてください。
水やり:夏(6月~8月)は休眠期なので、水は不要です。この間は葉が茶色く乾いて、まるで枯れているように見えますが大丈夫です。8月を過ぎ、朝晩が涼しくなってきたら、茶色の葉の下から、まるで脱皮するように新しい葉が生えてきますので、その頃から土が乾いたら水をあげてください。真冬は水分を控えてください。
肥料:成育期に液体肥料をあげる程度でOKです。
注意:古い葉を破って新しい葉が出てくるとき、つい皮(古い葉)を破ってあげたくなりますが、新しい葉は傷つきやすいので、剥くときは慎重に行ってください。 コノフィツムも、葉と葉の間のくぼみからピンクや黄、白い花を咲かせます。