悪化させない取り組みも大切


上記のように、虫歯がないうちから定期的に検診に通い歯科医に慣れておけば、いざ虫歯や歯のトラブルがあった時も安心なので理想的です。 しかし働くママは仕事や家事に手いっぱいで、なかなか定期検診に行く余裕がないのも事実。

 

実は、現在、虫歯がほとんどない子どもと、小さいうちから何本も虫歯ができてしまい「口腔崩壊」とまで危惧される状態の子どもの二極化が進んで問題になっています。 後者の場合、保護者に仕上げ磨きをゆっくりしてあげる時間がない、虫歯が見つかっても「治療のために仕事を休みたい」と職場に言い出しにくい、治療費が捻出できないなどの理由で虫歯が複数できて進行してしまうと言われています。

 

こういった事態を防ぐため、各地では、小学校で週に1回フッ素のうがいをする、歯のトラブルがあったら家庭に写真入りで知らせる「歯のけんこうノート」を導入、保護者に歯科検診に連れて行く余裕がない子たちを養護教諭が集団検診に連れて行くなどの取り組みを行っている学校や自治体も出てきています。 まだまだ予算や人員の問題ですべての子どもたちに対応できていないのが現状ですが、歯や口の健康は一生に関わる問題。

 

「虫歯は親の責任」だけで終わらせず、社会全体で子どもを守って行ける仕組みが求められています。

まとめ


歯科医院やクリニックは、都市部を中心に非常に数多いですが、地方では限られた選択肢しかない場合もあり、残念ながら相性の悪い歯医者さんに当たってしまうこともあります。

 

インターネットや周囲の人の口コミなどは100%その通りでないこともありますが、上手に参考にしつつ、お子さんが安心して通える歯科が見つかると良いですね。

 

文/高谷みえこ

参考:NHK「おはよう日本」2017年9月2日放送「子どもの歯に格差」http://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2017/09/0902_2.html