企業の面接官やママ友とは、「心無い一言」をきっかけに距離を置くことも可能ですが、こちらの場合は、関係性が深い分、問題も根深くなりがちです。 両親や義理の両親から言われがちな一言を紹介します。 ★「こんなに小さいのにかわいそうに」 求職中のママたちを苦しめる一言といえば、「子どもがかわいそう」です。冷静に考えれば、ママが仕事をすることは、子どもにとってプラスになることも多いはず。 両親や義理の両親にとっては「孫がかわいい」からこそ、ついつい口にしてしまう一言なのでしょう。モヤッとする気持ちもわかりますが、派手に対立するのはオススメできません。 実際に仕事をスタートすれば、助けてもらう場面も増えてくるはず。前向きなメリットを伝えられると良いですね。 ★「3歳までは母親が一緒にいてあげないと……」 年配の方を中心に、3歳児神話にこだわる方はまだまだ少なくありません。とはいえ実際には、あくまでも「神話」であることがわかってきています。ママが自信を持って対応することが、両親・義両親の考え方を変えるきっかけになるのかもしれませんね。

 

■夫から

さて最後は、ママにとって最大の味方であるはずの「夫からの一言」についてです。身近な相手だからこそ、「グサっと来る一言」を発する機会も多いですよね。 ★「まだ決まらないの?」 こちらは、就職活動に難航するママに向けられた、夫からの一言です。 子ども第一の条件を掲げるママにとって、「理想の会社」を見つけることは決して簡単ではありません。 ママの就職をどこか下に見るようで、完全に「他人事」として捉えているような雰囲気が、ママの心を深く傷つけてしまいます。 ★「仕事と家事、両立なんてできるわけない」 夫が妻の仕事に反対している際に、飛び出しがちなのがこちらの一言です。仕事と家事(育児)の両立に、一番不安を抱えているのは、ママ自身ですよね。 それを「できるわけがない」と決めつけられるのもショックですし、夫として「自分も主体的に動こう」という気持ちがない点も、マイナスポイントとなります。

 

■心無い一言は、スルーもしくは共有で対策を