時短に役立つ作り置きおかず

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彩りの良い華やかなお弁当を朝から作ろうと思うと、手間暇がかかります。忙しい朝はなるべく時間をかけずに、お弁当を作りたいですよね。 そんなときに役立つのが作り置きおかずです。赤・黄・緑の彩りおかずを作り置きしておけば、お弁当に詰めるだけで見た目も華やかに仕上がります。 赤色おかずのにんじんは、グラッセにしておくと冷凍することができますので、お弁当の一品として役立ちます。


黄色のとうもろこし、緑色のブロッコリーやアスパラガスは湯通しして冷凍しておくと、お弁当の彩り用に活用できます。ホウレンソウや小松菜もおひたしにして冷凍すると、そのままお弁当に入れることができます。 また、お弁当おかず用に彩り野菜をピクルスにしておくと、とても便利です。黄色や赤色のパプリカ、にんじん、玉ねぎや大根など、残り野菜をカットして甘酢につけておくだけで、簡単ピクルスが完成します。ピクルスは1、2週間保存が可能なので、お弁当おかず用に常備しておきたいですね。

お弁当の詰め方のポイント

華やかでおいしそうに見えるお弁当に仕上げるには、お弁当箱の形によって変わってきます。一段タイプならおかずもダイナミックに、二段タイプのお弁当箱ならおかずを小さくカットしてかわいらしく見えるよう工夫するのがポイントです。 お弁当箱に詰める場合、まず最初にごはんを詰めていきます。ごはんは一番占有部分が多いので、最初に詰めることで残りのおかずをどのように詰めていくか決めやすくなります。 おかずの詰め方の基本は、大きなものから小さなものを詰めていくことです。大きなサイズのものを最初に詰めると、全体にバランスがとりやすいので、まずは大きなおかずを詰めましょう。 その後に中サイズのおかず、最後に小さいサイズのおかずで隙間を埋めていくと、バランスの良いお弁当に仕上がります。隙間が多いとお弁当も貧相に見えますので、おかずはぎっしり詰めて入れるようにしましょう。 おかずに高低差をつけて立体感を出すと、お弁当も豪華な仕上がりに見えます。カットしたおかずをただ並べるのではなく、あえて立ててみたりするなど工夫しましょう。 汁気の多いおかずは詰める前に、キッチンペーパーを利用して水分をしっかり切っておきましょう。おひたしや出汁巻き卵などの水分が出やすいおかずは、ワックスペーパーや紙製のミニカップを使用すると、彩りも鮮やかになります。 また、マヨネーズやケチャップなどの調味料を使用する場合は、おかずの上につけると蓋にべっとりついて見た目も残念に仕上がります。調味料をつけたいおかずは下に忍ばせておいたり、別容器にするなど工夫すると良いでしょう。