教育方針によって変わる“子どもへの伝え方”


“あくまでも強い姿勢で言い聞かせる”という立場の親からは、「そんなこと人様に言ったら即ゲンコツですね。その場で叱ります」「じゃあお前はこれからゴミを捨ててはいけませんって叱る」「明日からゴミ運びは自分でやれって叱るしかない」など体育会系の意見が続出。

 

一方で、「仕事をしている人に対してそんなこと言わない! と叱るかな」「仕事にプライド持っているのはうちのお父さんと一緒だって教える」「みんなが困るゴミ捨てを代表してくれている立派な仕事」など“仕事とはなにか?”を子どもに教える親もいます。

 

また“感謝の気持ちを促すのがベスト”という人は「頭ごなしに叱るのではなく“ありがとう”の気持ちを持つのが一番」「うちのゴミも入っているわけだから、掃除して頂くことに感謝させる」と、“自分の代わりにしてくれている”意識を子どもに持たせる方針。

 

子どもにとって“相手の立場”や“社会の役割”を感じるのは難しいものですが、親も伝え方を色々工夫しているようです。