先日、ボジョレー・ヌーヴォーが解禁したばかり。普段はあまりワインを飲むことがないというママも、何かと集まる機会が多くなる年末年始は、ワインを口にする機会も増えるのではないでしょうか。ワインは、外で飲むより家で飲むほうが値段がぐんと下がるため、外で飲む機会が少ないママこそ、じつはワインがオススメなのです。
とはいえ、ワインは種類が多すぎて、実際に何がいいのかがよく分からない…という人も多いのではないでしょうか。
そこで、ワインの輸入販売やワインショップの運営などを行う「エノテカ」のソムリエである小林紅深さんにインタビュー。今回は、ワイン初心者でもお気に入りと高確率で出会える「ワインの選び方」について聞きました。
ワインの選び方
「ワインのバックグラウンド、すなわち何のブドウ品種で造られているか、どこの国で造られているか、何年に穫れたブドウが用いられているか…などは、“エチケット”と呼ばれるラベルに記載されています。そこには選ぶ指標となるポイントがいくつか記載されているので、それを一つひとつ見ていきましょう」と小林さん。早速教えていただきました!
ブドウの銘柄
「自分のワインの好みとして指標を作るとしたら、一番分かりやすいのは、“どのブドウ品種のワインが好きか”ということです」 ワインの味の差はいろいろな要因で出るものですが、一番その違いが出やすいのは、ブドウの品種だそう。 「たとえば、“カベルネ・ソーヴィニヨン”は、ほかのブドウ品種より小粒で皮が厚いので、渋みが強くなります」 とはいえ、初めから品種を覚えようとするとワインをどんどん難しくしてしまうことに。“このワイン、おいしい!”と思ったら、使われているブドウ品種をチェックし、次にセレクトするときの参考にするくらいがちょうどいいかもしれません。