“施錠を義務化”する自治体も登場
「おもいやりロック作戦」を実施しているのは宮崎県警。“おせっカギ”にやや似ていて、警察官が鍵のかかっていない自転車にU字ロックで施錠します。このロックには連絡先が書いてあり、持ち主は開錠依頼が必要に。連絡を受けた警察官が現場に駆け付け、ロック解除と施錠指導を行います。
足立区は昨年犯罪件数が都内最多となったことを背景として、今年1月に自転車への鍵かけを義務化。罰則はありませんが利用者の“施錠意識”を高める狙いがあり、足立区に続いて葛飾区も同様の義務化をスタートさせています。
“施錠の義務化”に対しては、「鍵かけてねっていつも言ってるのに、また旦那が自転車盗まれた。これからは警察がかけてくれるなら少しは安心かも」「何で被害者側に義務を強いるのかな。自転車窃盗の罰則重くしたほうが良くない?」「自転車は窃盗より、信号無視や“ながら運転”をまず取り締まった方がいい」など様々な意見が出ていました。