社会的な女性活躍が叫ばれ、働くママも増えた昨今。さて男性の家事参加はというと…なかなか思うように分担できていない現状を、多くのママからお聞きします。今回お話を聞いたのは「家事は夫婦平等が当たり前!」といった〝高すぎる理想〟を振りかざすことなく、あくまでも現実にあったやり方で「夫をソノ気にさせた」敏腕ママたち。さて、そのテクニックとは?
子どもを育てる感覚で「見守り」(絵梨さん/35歳/パート)
共働きだとどうしても、「夫も家事をやって当たり前」って思っちゃうじゃないですか。実際そうなのかもしれませんが、そう思うから家事をやらないとイライラするんだって気がついたんです。なので「当たり前」ではなく「ありがたい」ことなんだと、意識を変えて思い込むことにしました…すると、ちょっとした手伝いにも感謝できるようになりまして。 洗濯物がきちんと干せていなくても「その干し方じゃ乾かないよ」って言わない。洗濯物がキレイにたためていなくても、お皿がキレイに洗えていなくても、絶対に注意も文句も言いません。細かいことには目をつぶり、子どもを育てるような感覚で「ただただ見守る」んです(笑)。
すると「俺って、デキるじゃん!」ってなって「本当だね、すごいね!」とほめてあげるんです。心ではビミョーだと思って思っていても(笑)。プライドを傷つけず文句は言わずほめる、そうすると率先して家事をやるようになりますよ。