料理やガーデニングにアロマなど、幅広く親しまれているハーブ。起源は古代エジプトまで遡り、当時から薬として重宝されていました。そこで今回は、野外で普通に生えている様々なハーブの秘密を紹介していきます。

 

身近に存在するハーブの秘密!


今年8月に放送された『なないろ日和!』(テレビ東京系)に、ハーブ王子こと山下智道さんが登場。ハーブの知られざる魅力を教えてくれました。

 

山下さんは、野草研究家として全国各地で公演やイベントを行うハーブのスペシャリスト。番組では身近にあるハーブを探すため、世田谷区に向かいます。23区の中でも緑が多い世田谷区は、ハーブ王子曰く都内有数の“ハーブ天国”なんだとか。早速多摩川沿いの河川敷を歩いてみると、あちこちに野生のハーブが。

 

最初に発見したのは、ハーブの女王と言われる「ヨモギ」。ヨモギは血液の流れを促進し、冷え性の改善に良いとされています。乾燥させてお風呂に入れるのがおすすめですよ。そして次にタンポポの葉によく似た形の「オオバコ」が見つかりました。緑が生い茂る場所ではよく見る植物ですが、これも実はハーブの1つ。食物繊維が豊富で、むくみの解消や便秘の生薬として用いられています。

 

またハーブ王子は、ヨモギを使った手作りハーブドリンクも教えてくれました。まずはヨモギを小さくちぎり、豆乳と黒ゴマを加えます。最後にきなことハチミツで味をつければ準備完了。あとはジューサーにかければ、見た目もオシャレな「ヨモギ餅風スムージー」の完成です。ヨモギがアクセントになった爽やかな風味を楽しめるので、興味のある人はぜひ試してみて下さい。