アレルギー体質の長男職場復帰、寝不足の毎日…“収納”で救われました
「息子が重度のアレルギー体質で。私もつきっきりで眠れない日々が続きました。それでも翌朝は会社に向かわなければいけない。家の中はもう散らかり放題でしたね」 建築学科卒で大のインテリア好きだった栗田さん。出産を機に住まいの優先順位とは何か、真剣に考えさせられたそうです。
きれいに保つ部屋の優先順位を決める
栗田さんが優先するのは「家族がくつろぐリビング」と「家事の効率に影響するキッチン」。自分の暮らしの軸となるこのふた部屋だけは収納に力を注ぎ、きれいな空間を保っています。
キッチンは家族が使っても"くずれない"収納を作る
コーヒー器具などは誰もが目につく定位置に。De’Longhiのミルやalfiの保温ポットなど、家族も使用する道具は1か所に集約。色数をおさえることで、見た目もすっきりとした印象に。
ラベリングした保存容器に粉類や乾物類を移しかえ整然と並べる
耐水シルバーシールを使ってラベルを作成。OXOのポップアップコンテナに移しかえても中身がわかるようにする。
扉の中まで細かく整理をしない
クローゼットや押し入れの中など、普段は人目に触れない場所の収納は頑張らないことに。処分しやすい空き箱などを収納に使えば、新たに収納グッズを買いそろえる必要もありません。
完璧より時短家事がはかどる収納に
帰宅したら「料理も、洗濯も…」と考えるだけでもう大変ですよね。掃除や片づけはなるべくほかの作業のついでにすませられるよう、収納は生活動線を意識しています。
「働く女性が住まいに求めることは、必要な家事を短時間でこなすしくみです。そのほかのことには目をつむり、収納を見直した結果、今では、家が働く私の味方になってくれたと実感しています」