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幼稚園はともかく、保育園の保護者は送り迎えで一瞬顔を合わせる程度なので、おたがい顔見知り程度で「ママ友」と呼ぶほどの関係にならないことも多いですね。 その流れで小学校に入ってみると、ママ友はゼロ…! 参観日や行事の時、気付けば一人ポツンとしていたり、学校のことで気になることがあっても相談する相手がいなかったりという話も聞きます。 小学校でもやっぱりママ友って必要なのかな…?今回は、そんな不安を抱いている人のために、よくある例と、メリット・デメリットなどを考えてみました。 今後、お子さんが小学校入学を控えているママは必見ですよ。

 

小学校でママ友がいないのはこんな人


筆者が200人の小学生ママにアンケート取材した結果、「小学校入学時点でママ友が一人もいなかった」と答えたのは23人。 約10人に1人で割合が高いことが分かります。もちろん、その後にママ友ができた人もいますが、卒業まで他のママとは「あいさつ程度」「まったく会話しなかった」という人も7人という結果でした。 その理由は以下のようなもの。

 

「私の残業対策で、3駅離れた実家に近い保育園に通わせていました。小学校は自宅の校区なので、保育園の同級生もママ友も当然いません」(Wさん・27歳・2年生と5歳のママ)

 

「夫婦の方針で小学校を受験。合格したのは嬉しいですが、幼稚園からの内部生に対し外部入学は十数人、入学式では誰が外部生なのかも分からず、誰とも話さずに帰ってきました」(Tさん・30歳・1年生のママ)

 

「転勤族なので、そのたびママ友関係は強制的にリセットです」(Kさん・32歳・1年生と4歳と1歳のママ)

 

「仕事が専門職でなかなか休みは取れません。子どもには少し申し訳ないけど、授業参観や懇談もほとんど欠席するか、私の母(おばあちゃん)に行ってもらっているので、クラスの子の保護者の顏も名前も全くわからないんです」(Sさん・35歳・4年生と2年生のママ)

 

「学生時代から、女同士で群れるのが苦手でした。参観の時など、子どもそっちのけで廊下に固まっておしゃべりしているママ友軍団などを見ると、その中に入りたいと思えません」(Hさん・31歳・3年生のママ)

 

「できればママ友を作って、ちょっとした情報交換などができたらいいだろうなと思うのですが、私は社交的なタイプではなく、自分から積極的に話しかけることができません。参観時など、ポツンとしていても話しかけられることもなく…愛想笑いも苦手で、とっつきにくく見えるのだと思います。」(Eさん・28歳・1年生のママ)

 

「ママ友は欲しいけど、機会もないし、輪ができていて入れない」という人と、「小学校でママ友を作る必要性を感じない」という人に分かれていますね。

 

ママ友がいないとこんな時に困るかも?


では、小学校でママ友がいないと何か困ることがあるのでしょうか? ここでは実際のママの体験談から「こんな時に困った」という実例と、対策としてできることをまとめてみました。

 

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ちょっとした疑問がある時

学校から配られた持ち物のプリントが分かりにくいなど、学校に電話するほどでもないけど…という時、子どもに聞いても要領を得ないこともよくあります。 園と違って小学校は送り迎えがないため、そういった小さな疑問を先生に聞く機会がないんですね。 といっても、本当に知りたいことは連絡帳で質問すれば返事がもらえるので、できるだけプリント類には早く目を通しておきましょう。

子どもが学校のことをあまり話さないタイプ

女の子には比較的今日の出来事をこと細かに話してくれる子が多いですが、男の子の場合、聞いても「忘れた」「知らない」と返ってくることも多いもの。 ケガや大きなトラブルは学校から直接連絡が入ることがほとんどですが、ちょっとしたケンカやもめ事など、学校内で一応の解決を見たような場合、親には連絡しないこともよくあります。 何があったのか、わが子がどこまで関係していたのか、ママ友からの話で全体像が分かって助かることもあります。

 

もし周りに話を聞ける人がいなくても、子どもの様子が気になる場合は、連絡帳やお手紙などで学校へ相談を申し出れば時間を設けてもらえます。

 

長時間の行事は孤独