目標は「運動を楽しむこと」
実際に体育の学習指導要領から「目標」の項目を見ると、小学校では「各種の運動を楽しくできるようにする」、中学の保健体育では「運動の楽しさや喜びを味わうことができるようにする」との記述が。高校の保健体育でも「生涯にわたって豊かなスポーツライフを継続する資質や能力を育てる」と定められています。
先ほどの議論では、「体育嫌い」の生徒を生まないための解決策も続出。経験談を交えながら「うちの中学は、目標と結果と『次にどうするか』を自分で考えて書く紙があった。体育の苦手な人も評価ができて、生徒を伸ばせるいい仕組みだったと思う」「ウチの学区ではタブレットで動画撮って、マット運動とか跳び箱とかの腕の振りを比較してる」などの意見が上がっていました。
運動が苦手な生徒も、楽しく体を動かせる授業が広まるといいですよね。