「空飛ぶペンギン」や「ペリカンやアシカの空中散歩」など、あっと驚く仕掛けや展示で話題を集めているサンシャイン水族館(東京・池袋)に、新たな目玉企画展が登場しました。その名も「化ケモノ展」! もしかして、これは小学生の夏休みの自由研究にも使えるのでは? と思い立ち、さっそく取材に行ってきました。
きれいなものから毒々しいものまで、フォトジェニックな「化ケモノ」が大集合!
サンシャイン水族館に隣接した特別展示会場で開かれているこの企画展。暗幕を潜り抜けると、そこには“化ケモノ”の世界が広がっています。 最初のゾーン【擬態解説】では、有毒のハチに見せかけて身を守る“クビアカスカシバ(蛾の仲間)”や、木の葉に擬態する“コノハムシ”の標本などで生き物の化け方を解説しているので、ここで「擬態の基本」をおさえると自由研究もスムーズに進みそうです(笑)。
もちろん、標本だけでなく生き物たちもお出迎えしてくれるので、擬態生物探しの腕試しスタート! 有毒のフグに似た“ノコギリハギ”や岩に似ている“イロカエルアンコウ”など、しょっぱなから「どこにいるの?」「ハチそっくり!」と感心することしきりです。