褒められたら誰だって嬉しいもの。褒められたことを素直に受け止めて「ありがとうございます」とお礼を言う人もいれば、「いやいやそんなことないですよ」と謙遜する人もいますよね。しかし中には褒められたのに、こんな理不尽な体験をした人も。

 

褒められたら謙遜すべきなの?


今年6月、Twitter上に寄せられた“理不尽な客の話”が話題になりました。投稿者はある日、年配客に仕事の手際を褒められ、「ありがとうございます。励みになります」と返しました。すると客はムッとした顔で、「そういうのは謙遜しとくもんだ。可愛げがない」と怒られてしまったそう。

 

そんな投稿を見たTwitterユーザーからは「えええ理不尽すぎる…」「素直に喜んでもらえた方が褒めがいあると思うけどな」など、客の発言を疑問に思う声が続出。中には年配ユーザーからのツイートもあり、「謙遜されるより素直に『ありがとう』と言われた方が、絶対に好感が持てる。気にしない方がいいですよ」との優しい声も。

 

そもそも“褒める”から“謙遜”への流れは何なのでしょうか。ネット上では、「この客は手際を褒めたいわけじゃなくて、手際を褒める自分を演じたかったってこと」「褒めた後に謙遜される所までの脳内ドラマ描いてたんだろうな」といった意見が上がっています。また一方では、「褒めたのではなく、“マウンティング”したのでは?」という声も。謙遜を求める人は自分の立場を優位にしたいだけで、褒めることが目的ではないのかもしれません。