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保育園に子どもを預けていよいよ仕事復帰…しかし、初めての集団生活で心身共に疲れることもあり、免疫が発達していない子どもはすぐに熱を出してしまいます。仕事中に保育園から電話があり、早退して迎えに行ったり、治ったと思ったらまた発熱の繰り返し…は、ワーキングママ共通の悩みですよね。 子どもの病気をゼロにすることは不可能ですが、こんな工夫によって、少しでも「保育園からのお呼び出し」を減らすことができるかもしれません。先輩ママの経験から、3つの方法をご紹介します。

保育園からの呼び出しが減る3つの教え

1.週末、人ごみへのお出かけは控えて


月曜日に登園したと思ったら熱が出てきた、というパターンはなぜかとても多いもの。でも、実はこれには理由があるそうです。

 

産後半年で職場復帰したEさんは、一時期は毎週のように月曜日になると保育園から「お熱があるので迎えに来てください」と電話がかかってきたそう。そして、受診した小児科で、ある時ドクターから

 

「この週末、人ごみにお出かけしてましたか?」

 

と聞かれたそうです。

 

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特に、休日のショッピングモールにはたくさんの家族連れが買い物や遊びに来ています。幼稚園ぐらいになると、多少風邪気味でも熱がなければお出かけすることも珍しいことではないので、ちょうどお母さんからもらった免疫の弱まる生後半年以降の赤ちゃんは、特に風邪や胃腸炎などのウイルスをもらいやすい状態になるそう。

 

どうしても用事がある場合は、もしパパにお願いできるなら赤ちゃんとお留守番してもらい、連れて行かざるを得ない時は、抱っこひもと薄いタオルなどでできるだけ赤ちゃんをガードして短時間で用を済ませ、ときどき温かい濡れタオルやガーゼで手や顔・髪などを拭いてあげると、多少は予防効果が期待できるといわれています。

2.予防接種のスケジュールは入念にシミュレーション


集団生活に入るまでに、できるだけ予防接種を済ませておくことも大切です。

 

1歳までに接種できるワクチンには、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、四種混合(DPT-IPV)ワクチンや、BCG・MR(麻疹)ワクチンなどがあります。

 

1歳を過ぎると水痘(水ぼうそう)、おたふくなどの接種が始まります。

 

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接種可能時期になっているのを見逃していると、次に打てるはずのワクチンもずれ込んできます。重大な病気にかかることを防ぐのはもちろんのこと、復帰後に本来休まなくてもいいはずの休みを取って予防接種に行く…という事態を避けるためにも、スケジュールは入念に確認しておきましょう。検診時などに聞いてみると、分かりやすく教えてもらえますよ。

 

また、意外と見落とされがちですが、予防接種の副反応として熱が出ることも。例えば肺炎球菌ワクチン接種後の発熱は20~25%と、けっこうな割合で起こります。これらも想定して、追加分も含め、育休中に受けられる予防接種はできるだけ受けておきましょう。

3.「熱が下がってから24時間」の過ごし方でその後が決まる


小児科医によると、「解熱した(=熱が下がった)」とは、正確には「熱が続けて24時間下がった状態」を言うのだそうです。

 

たとえば夜9時に寝る時は38度近くの熱があり、朝起きたら36度台になっていた…という場合は、本当はその夜9時以降までずっと熱のない状態が続いて、初めて「熱が下がった」と判断できるということなんですね。

 

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看護師さんや保育士さんでもない限り、このことを知らないママは多いと思いますが、例え知らなくても、経験上「熱が下がった日ばかりの時は、もう1日休ませて様子を見る。その方が早く完治する」と言う人がたくさんいます。

 

仮にそのまま熱は出なかったしても、病み上がりで抵抗力が落ちた状態で登園すると、胃腸炎やものもらいなど別の病気に感染しやすくなるというリスクもあります。

 

とはいえ、仕事の内容によりなかなかこれ以上は休めなかったり、子どもも見た目元気そうに見えると、登園しても大丈夫かな…と思うのは仕方のないことです。

 

ただ、登園したものの、やっぱり熱が出て呼び出されてしまう…といったことが続く場合は、「24時間は熱が下がってもまだ治っていない」と割り切って、家でゆっくり過ごした方が、結局子どものためにもママのためにもベターかもしれません。

熱での呼び出し対策として子どもの体調管理を整えて


本当は、子どもが風邪で具合の悪い時、両親が安心して仕事を休めるような社会になることが一番。また、どうしても休めない時でも、食事や過ごし方に配慮された病児保育や病後児保育がもっと充実していれば安心です。今後そうなっていくよう、私たち一人ひとりが働きかけることも必要ですね。

 

とはいえ、まだまだ環境が整うまでには時間がかかり、ママの働く環境もさまざまです。できるだけ子どもも病気で苦しまず、ママも急な呼び出しで困ることが1回でも減るように、今できることからしっかり対策をしていきましょう!

 

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文/高谷みえこ