旦那は「収入ある、家庭の用心棒」だと思って(由利さん / 31歳 / 飲食店勤務)
うちは共働きですが、子どものお迎えや家事があるので、私はいつも定時で帰宅しています。 それにつけこんで旦那は、自分は残業しているから「疲労度が違う」と言い張り、家事はなにもしません。帰宅後や休日は、ずっとテレビを見ながらお酒を飲んでいます。
ある日、旦那がもし家にいなかったら? と、考えてみたところ、別に旦那がいなくても生きていけることに気づきました。とはいえ、毎月入ってくる旦那の稼ぎは魅力的で、離婚というところまでは考えられなかったんです。 毎日「俺のほうが大変なんだから」と、グータラ亭主のお世話から解放されることを思うと、離婚の二文字も頭によぎります。 そこで、貯蓄をしながら、離婚後のシミュレーションをしてみると、ちゃんと消費をコントロールすれば、私の稼ぎだけでも子どもたちと生活していけることがわかったのです。 いまのところ、具体的な行動には出ていませんが、切り札としての最終手段は手にしている感じ。家族というより、プラスアルファの収入を入れてくれる、家庭内用心棒だと思うことにしています。