望まない妊娠、児童ポルノ、JKビジネス、デートDV…。現代の思春期の子どもたちは、さまざまな性被害の危険にさらされています。 「うちの子は夜中にうろついたり、悪い友だちとつきあったりしてないから大丈夫」だと思っていませんか? その認識は少し昔、親世代が子どもだった頃の話。いまの子どもたちの「性」を守るには、別の認識が必要です。
「思春期」の子どもたちの状況を把握していますか?
子どもが成長して思春期に入ると、急に大人びてきて反抗的な態度をとるようになったり、口をきかなくなったり。 片時もスマホを手放さなかったり、夜遅く帰ってきたりするようになると、親も不安やとまどいを感じてしまい、つい子どもと衝突してしまう場面も出てきます。 ただでさえコミュニケーションをとるのが難しいこの時期。子どもの「性」に関することを把握しにくいのはもちろん、ほとんどの親子が「性の話はしたこともない」という現状なのではないでしょうか。 心と体に大きな変化が訪れている思春期だからこそ、親は子どもを尊重して見守りつつ、子どもが自分で正しい判断ができるように情報を与えることが大切です。 ではいったい、何をどう教えたらいいのでしょうか?