わが家は夫婦共働きなので、迷わず学童クラブに入りました。
まめは学校が終わると放課後は学童クラブへ移動して、夕方まで過ごします。
学童は「宿題をする場所」のはずが…息子のもっともな意見に黙る
学校内にあるとても雰囲気の良いクラブで、真面目な子はそこで宿題を済ませたりするらしいのだけれど、まめは当然、宿題などしません。
「同年代の子どもたちと思いきり遊べる貴重な時間なのになぜ宿題をしなければならないのか」と言われました。もっともだと思いました。
そんな彼はもっぱら、謎の工作をしています。
紙屑を集めて巨大な一枚の紙で包み、中身が溢れないようにセロハンテープで留めたものを「マグロを作った」と言って持って帰ってきて、「マグロに見えるように色を塗ってくれ」と言うのです。ほとんど私の仕事じゃないか。
しかも「明日までにお願い」って…どんな仕事よりも納期が厳しい。
でも、報酬はまめの笑顔…これはなかなか好条件。
帰宅してからも毎日こんなやりとりを繰り返し、場合によっては作品の仕上げに取り掛かることになるので、どちらかといえば仕事を圧迫しているのではないか。
…と思わないでもないのだけれど、良かったこともたくさんあったのです。次回は学童の思わぬメリットについてお話ししたいと思います。