1日中子どもたちと一緒に過ごしながらいかにして仕事の時間をとるか。

 

良い方法は見つからないまま怒涛の夏休みは終わり、緊急事態宣言下の新学期は分散登園でこれまた息つく暇もありません。

 

子どもたちとリビングのデスクに横並びになって仕事をするも、作業は当然はかどらず、結局は夜間・早朝に仕事の時間を取ることになってしまったのですが、ひとつだけ良いことがありました。

親子肩を並べて仕事と宿題…この習慣が奇跡を起こす!

それはまめ(6歳・息子)の夏休みの宿題。

 

声をかければ渋々宿題に取りかかりはするものの、自発的には動かない。

 

私もそうだったし気持ちはわかる。誘惑の多い自宅にいながらあえて宿題に取りかかるには、けっこうな思いきりが必要なの。

 

しかし朝食の後、仕事をする私と一緒にテーブルにつくという行動がルーティン化していると、意外とスムーズに宿題をやり始めるのですね。

横峰さん連載P1

宿題は日曜日だけ休んでも毎日1ページずつ進めれば余裕を持って終わらせられる分量だったので、自分で決めた課題(カタツムリの観察)と合わせても30分ほどで終わってしまいます。

 

「終わり次第、朝のおやつを食べてもいい」というルールも手伝って、初めての夏休みは宿題をため込むことなくきっちり最終日にフィニッシュ、という快挙を成し遂げました。

 

夏休み最後に焦る羽目にならなくて本当によかった。せめてもの救いです。

横峰さん連載P2
文・イラスト/横峰沙弥香