おうち時間が増えて、子どもが家にあるおもちゃに飽きてしまったと困っているママ、フェルトで簡単にできるおままごと用のクレープを作ってみませんか?
フェルト素材ならではのやさしい感触と丈夫さ、そして簡単に作れることから、ママたちに人気の高いフェルトのおままごとセット。中でも、自分で果物やクリームをデコレーションして遊べるクレープはワクワク感いっぱいのアイテムです!
いちごとバナナのクレープを作ろう!
クレープ生地、土台のクリームと飾りのクリーム、バナナ、いちご、包装紙の作り方をご紹介します。小さめのパーツがあるため、おもちゃを口に入れてしまう恐れがなくなった年齢のお子さんと遊んでくださいね。
【いちごとバナナのクレープの道具・材料】
- フェルト 18×18cm(クリーム色1枚・白2枚・赤1枚・黄色1枚・くすみピンク色1枚)
- 刺しゅう糸(黄色・茶色・赤・ピンク・白)
- 手芸用わた…こぶし1つ分程度
- コンパス
- 定規
- えんぴつ
- はさみ
- 方眼紙(コピー用紙などでも可)
- チャコペン
- 裁ちばさみ
- 刺しゅう針
くすみピンク色のフェルトは、クレープを包む包装紙を作るのに使用します。好みの色に変えてOKですが、その場合ピンクの刺繍糸もそのフェルトに合わせた色を用意してくださいね。
【クレープ生地づくり】
STEP1方眼紙に、半径9cmの円を描き切り取ります。
STEP2
STEP1の円をクリーム色のフェルトの上に置き、チャコペンで形を写し切りとります。これがクレープの生地です。
【土台のクリームづくり】
STEP1方眼紙に、半径16cmの1/4の円を描き切り取ります。
STEP2
STEP1を白色のフェルトに置き、チャコペンで形を写し切ります。これが生地の中にはさむ土台のクリームのパーツです。
【包装紙づくり】
STEP1方眼紙に、半径14cmの1/4の円を描き切り取ります。
STEP2
STEP1をくすみピンク色のフェルトの上に置き、チャコペンで形を写し切ります。
STEP3
STEP2で線を引いた方が表になるように、半分に折り畳みます。ピンクの刺しゅう糸(3本どり)で、写真のようにフェルトの端から8mmほどのところをなみ縫いで縫います。
STEP4
ひっくり返します。クレープを包む包装紙の完成です。
【バナナづくり】
STEP1方眼紙に、半径2cmの円を描き切り取ります。さらにその方眼紙を黄色のフェルトの上に置き、チャコペンで写します。2枚切り取ります。
STEP2
黄色のフェルトの円それぞれにチャコペンで、写真のような線を描きます。茶色の刺しゅう糸(3本どり)で描いた線を縫います。
STEP3
STEP2で縫った線が表に来るように2枚を重ね、黄色の刺しゅう糸(3本どり)でブランケットステッチをして縫い合わせます。
STEP4
3/4ほど縫い進んだら手芸用わたをつめ、残りもブランケットステッチで縫い閉じます。バナナの完成です。
【生クリームづくり】
STEP1バナナづくりで作った半径2cmの型紙を使い、白いフェルトを円状に4枚切り取ります。
STEP2
4枚重ねて、写真のように直径部分を白い刺しゅう糸(3本どり)でなみ縫いで縫います。
STEP3
写真のように、STEP2の上の3枚を上に折り上げます。余裕があればアイロンでクセをつけるのがおすすめです。折り上げたフェルトの端を指でしごいて波のような形にすると、クリームらしさが出ます。
【いちごづくり】
STEP1方眼紙に、5cmと2.5cmの線を描きます。5cmの線の両端から半径5cmの弧、2.5cmの線からは半径2.5cmの弧を描き写真のような図を描きます。それぞれ切り取ります。
STEP2
STEP1の5cmの型紙で赤いフェルト2枚、2.5cmの型紙で白いフェルト1枚を切り取ります。
STEP3
赤いフェルトの1枚に茶色の刺しゅう糸(3本どり)で、種を刺繍します。縦方向に刺していくと種らしさが出ます。
STEP4
もう1枚の赤いフェルトに、白いフェルトを重ねまち針で止めます。写真のように、白色の刺しゅう糸(3本どり)で刺しゅうします。
STEP5
刺しゅうした側が表になるようにSTEP3とSTEP4を重ねます。赤い刺しゅう糸(3本どり)を使い、ブランケットステッチでかがります。途中で手芸用わたを詰め、残りも縫い閉じます。いちごの完成です。
\これで、クレープ素材の完成!/
【フェルトクレープの遊び方】
クレープ生地の上に、土台のクリームを半分に折って乗せます。さらに飾りのクリーム、バナナ、いちごを飾ります。
クレープの両端をたたんで包装紙に入れれば、おいしいクレープの完成!
バナナといちごの数を増やしたり、クリームのフェルトを茶色に変えてチョコクリーム、ピンクに変えていちごクリームにするとさらに遊びのバリエーションが広がりますよ。お子さんとクレープ屋さんごっこを楽しんでくださいね!
※小さなお子さんがいるお宅で作る場合にはパーツなどの誤飲、道具での怪我などが起こらないよう材料・道具の管理をしっかり行い作業するようにしましょう。遊ぶ際にもおもちゃを口に入れる恐れのない年齢のお子さんと遊んでください。
文/阿部祐子