肉じゃが→三色弁当

仕事から疲れて帰ってきて、なんとか夕食を作り終えても、「あぁ明日もお弁当がいるんだった、寝坊できない…」と思ったことありませんか!?

 

そんな人におすすめなのが、週末の作り置きならぬ「夕食を作りながらの作り置き」です。

 

今回は、鶏そぼろを使って、肉じゃがと三色弁当を作るレシピを紹介します。

 

夕食に使う鶏そぼろだけでなく、いんげんもお弁当に活用するのが手間を省くコツ。

少ない食材でも、調理のアレンジ技で飽きさせません!

【平日晩ごはん】短時間で味がしみしみ!やさしい味のそぼろ肉じゃが

reそぼろ肉じゃが1

鶏そぼろで作る肉じゃがは、豚や牛の薄切り肉で作るものに比べ、さっぱりした味が特徴。脂分が少ないので、これからの季節にもサラッと食べられる、やさしい味わいです。

 

調味済みのそぼろを使うので、煮込み時間を短縮できるのも嬉しい。

 

さやいんげんは、煮込むと色が悪くなるので、じゃがいもに火が通ってから仕上げに加えてくださいね。

基本の鶏そぼろ

【材料(そぼろ肉じゃが4人分と三色弁当2人分)】

  • 鶏ひき肉…400g
  • A|しょうゆ…大さじ4
  • A|砂糖・みりん…各大さじ2

 

【作り方】

フライパンまたは鍋に、すべての材料を入れ、全体がなじむまでよく混ぜ合わせてから中火にかける。


全体が煮立ったら、ヘラで切るように混ぜる。ひき肉全体の色が変わり、少し煮汁が残る程度まで煮詰まったら、火を止める。翌日の鶏そぼろ弁当用に1/3量は保存容器に入れ冷蔵室に保存しておく。

 

※保存の目安は、冷蔵室で5日程度

reそぼろ仕上げ2
鍋底の煮汁がこの程度まで少なくなっていればOK 

そぼろ肉じゃが

【材料(4人分)】

  • じゃがいも…中3〜6個(400~500g)
  • 玉ねぎ…1個
  • いんげん…8本
  • 水…600ml
  • A|鶏そぼろ…2/3量
  • A|しょうゆ…大さじ2
  • A|みりん…大さじ1


【作り方】

じゃがいもは皮をむき、大きめのひと口大に切る。玉ねぎは

縦に半分

に切り、繊維に沿って5mm幅に切る。いんげんはへたを取り、4~5cm長さの斜め切りにする。


フライパンか鍋に水、じゃがいも、玉ねぎを入れ、ふたをして強火にかける。沸騰したら中火にして、さらに3分ほど煮る。


Aを加え、全体をざっと混ぜ合わせてなじませる。再びふたをして弱めの中火で10分ほど煮る。じゃがいもにスッと竹串が通ったら、いんげんを加えて混ぜ合わせ、弱めの中火のまま2~3分ほど煮る。

【翌日お弁当】前夜のアレンジだから食材の買い忘れなし!三色そぼろ弁当

reそぼろ弁当1

翌朝は、鶏そぼろを使って彩り豊かな三色弁当に。前夜に肉じゃがで使ったいんげんの残りと卵さえあればできるので、少ない食材でも見栄えのいいお弁当が出来上がります。


いんげんを使い切ってしまった場合は、ほうれんそうや枝豆、オクラなど、冷蔵室にある緑の野菜でアレンジしてみてください。

三色弁当

【作り方】

弁当箱に白米を詰め、その上に鶏そぼろ、炒り卵、サッと湯通しして斜め切りにしたいんげんをのせる。

 

PROFILE スガさん

会社員兼料理家。家事と仕事で息をつく間もなかった頃にはじめた週末作り置き生活を綴ったブログが話題となり、月間アクセス数は350万PV超え。作り置きレシピの著書多数。ブログ『週末の作り置きレシピ』http://mayukitchen.com/

料理制作・スタイリング・撮影/スガ 取材・文/上野真依