自らの保護者活動を振り返って思う事

昨年度、私は小学校の広報ボランティアとして学校広報誌の年2回の発行に携わりましたが、意外と広報のお仕事は年間を通して動く機会が多かったです。 運動会や学芸会、音楽会等の大規模イベントは必ずマイカメラ持参でほぼ全日撮影していましたし、記事の編集も基本自宅のPCで担当ページを編集して、締め切り後にPTA室のPCで1本のデータとしてまとめます。そして印刷手配から印刷終了後の仕分け・配布まで行い、そしてまた次の号の企画をする…という感じで、結構活動のボリュームはあったかなと思います。 確かに炎天下の運動会に一日中カメラを持って走りまわると次の日動けないほど疲労しますし(汗)、学芸会の撮影も“広報なら場所が優遇される”という訳ではないので、朝早くから場所取り行列に並んだり、締め切り前は夜中過ぎまで編集作業をしたり、楽な事ばかりではありませんでした。でも、広報誌の発行後に「すごく楽しい内容だった!」「親子みんなで楽しく読みました」と、沢山の方に感想を頂けると嬉しいですし、やはり撮影や編集作業を通じて、小学校の子供達の溌剌とした姿を沢山見られるのは楽しい事です。 以前は「運動会や学芸会は、自分の子供の出番だけ見てればいいか」と考えていましたが、自分の子供以外のお子さん達からも学んだり感じたりすることは沢山あるという事を、広報の活動をしてから切に実感しました。 また、息子にも『ママが大きいカメラを持って撮影している姿はかっこいい!』と、親の頑張りを褒めてもらえた事も嬉しいです!だから、トータルで考えると「広報ボランティアをやって良かった」という結論に至る訳です。 そして、自分が“学校行事に出現するカメラのおばちゃん”になる事で、子供達が自然に自分に声をかけてきたり、手を振ってくれたりします。顔見知りになると、よそのお子さんでも愛しく見えてくる訳ですね(笑)。そんな訳で、保護者活動やPTA活動は、親にとっても良い学び・気付きの時間になるのではと、私は思います。 最近はネガティブな報道が取り上げられがちなPTA活動や保護者活動ですが、気持ちの持ち方次第で全く見方が変わります。ちょっと視点を変えて、楽しく活動してみましょう。(私は今年度も引き続き広報続投です♪)

 

1-3

※写真:座談会参加の4人で編集・作成した小学校の広報誌。

 

CHANTOママライター/トヤマチエコ