ある夜、娘の寝かしつけを終えてホッとひと息ついていたら、リビングから小学2年生の息子の叫び声が。「む、む、むけたーーーーーーーーーーーー!!!」 

 

何事!?と思いかけつけると、なんと「むけた」のは息子の「おちんちん」でした。息子は「痛かったけど、ちょっとづつむいたらいけたぁ〜!!」などと言って喜んでいるので、私も一応「お、おめでとう!」と声をかけました。

 

さて、大変だったのはここから。息子が「で、この後どうしたらいいの?」と聞いてきたのです。むいたらどうするのか、、私にはちんぷんかんぷんでした。夫が不在だったため聞くことも出来ずにいると、息子は「い、、痛いけど、せっかく大人の階段登ったんだ。戻すのはもったいない」などと言って、冷や汗をかきながらパンツをあげようとしています。

 

痛みが心配で、慌ててGoogleで検索。検索ワードは「小学生 おちんちん むいた後 皮」。さいわい専門的なサイトに辿り着き「むいた後は必ず皮を戻すこと。戻さないと最悪壊死もあり得る」の文言を発見したのです。「壊死」の2文字に、親子で顔面蒼白!!正しい知識を持ち合わせていないことの危険性を改めて思い知りました。

 

実はこのおちんちんの皮をむくかどうかの「むきむき問題」は専門家でも意見が分かれる難しい問題。私自身がそうだったように、女性には未知の領域だし、実は男性も自分の経験則でしか語れないことが多く、正しい知識を持ち合わせていないこともあるのです。今回、泌尿器科の専門医に「むきむき問題」の最新事情を伺ってみました。