Instagramのフォロワー数10.5万人超えの人気整理収納アドバイザー清水幸子さんに、今すぐできる簡単収納テクニックを教えていただきます。

 

今回は、収納スペースが不足しがちな上に、こまごましたモノが多くてなかなかスッキリと片づかない、洗面所の使い勝手をよくする収納方法をレクチャーしてもらいます。

 

つっぱり棒やブックエンドといった定番の片づけアイテムを、本来の使い方にとらわれず、新しい発想で使いこなすのが清水流。さっそくチェックしていきましょう!

1本追加で使いやすさが格段にアップ!

まずは、洗面台下の収納がオープンタイプの家庭におすすめのテクニック。

 

引き出しがない場合、高い場所がデッドスペースになりがちです。そんなときは、つっぱり棒を使い、空間を上下に仕切りましょう。つっぱり棒の上に収納ケースを置くことで収納量を増やすことができます。ここでポイントとなるのがつっぱり棒の数。

 

「つっぱり棒2本で仕切ることが一般的なのですが、実は3本使うと格段に使いやすくなります。ポイントは一番奥のつっぱり棒だけ少し高く設置すること。これがストッパーとなり、ケースが奥に行きすぎたり、落下したりするのを防いでくれます。さらに同じ種類のケースを複数並べる場合、ケースの前面の位置が揃うので、見た目もスッキリします」

 

洗面台の下だけでなく、キッチンシンク下の収納スペースや、仕切りが少ないクローゼット、パントリーなどの仕切りとして応用するのもおすすめです。

浮かせて快適!ブックエンドとの合わせ技

片づけの基本は、床になるべくモノを置かないこと。モノを上げてから掃除機をかけたり床を拭くという手間を減らし、掃除をスムーズにする効果があります。近頃では、ロボット掃除機の通り道をつくるためにも、浮かす収納が人気。

 

「我が家では、壁とドアの枠の間につっぱり棒を取りつけ、その隙間にブックエンドを挟んで台をつくりゴミ箱をのせています。床掃除がラクになったのはもちろん、ゴミを捨てるのにしゃがまなくてよくなり、プチストレス解消になりました」

コンタクトレンズは綿棒ケースを活用!

洗面所周りを快適にするためのアイデアは他にも。

 

朝コンタクトレンズをつけようとしたら、箱の中が空で焦ってしまった経験はありませんか?購入時の外箱に入れたままだと、残りの数がわかりにくく、忙しい朝は取り出すのもひと苦労。そこでおすすめなのが、真ん中に仕切りのついた蓋つきケースです。

 

「綿棒やコットン用のケースとして売られている蓋つき仕切りつきケースは、左右のコンタクトを分けてしまうことができて便利です。買ったらすぐに切り分けてケースにしまっておくことで、朝バタバタするのを防ぐことができますよ。ケースに入れておけば、コンタクトの残量もひと目でわかるので、買い忘れる心配もありません」

 

洗面所の片づけに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

PROFILE 清水幸子(しみず・さちこ)さん

1979年生まれ。神奈川県出身。整理収納アドバイザー1級、ファイリングデザイナー1級。KEYUCAスペシャルアンバサダー。元銀行員の経験を活かした業務フローをつきつめた収納方法と、100円ショップのアイテムを使ったアイディア収納で話題となり、Instagramのフォロワー数は10.5万人を超える。史上最年少で整理収納アドバイザー1級を取得した中学2年生の娘、麻帆さんとの初の共著「片づけを楽しむ、好きになる。」(学研プラス)が2021年4月に発売。

取材・文/上野真依 撮影/奥村暢欣