突然ですが、みなさんは日頃から運動をしていますか? 運動不足解消やプロポーションの維持のためにもトレーニングは欠かせませんよね。そこで今回は、自宅で手軽にできる“話題のエクササイズ”をピックアップしてみました。

インナーマッスルを鍛えられる呼吸法?

1月放送の『スッキリ』(日本テレビ系)には骨盤矯正パーソナルトレーナーのNaokoさんが登場。おしりやおなか周りのシェイプアップに役立つ「おしり筋伸ばし」の方法を教えてくれました。

 

トレーニングを始める前に、最初は“おしり筋のだらけ度チェック”からおこなってください。やり方は簡単で、うつぶせ(頭を浮かせる)で両膝をまげながらかかと同士をつけるだけ。膝を持ち上げられなかった場合、“おしり筋”が弱い状態になります。

 

セルフチェックが終わった後は、おしり筋伸ばしに必要な「基本の呼吸法」を覚えましょう。まず直立したまま壁に背中をつけて、足を15cm前に。次に胸の前で、左右の肘が外側に向くよう自分の手首を掴みます。最後に「吸う(4秒)」「吐く(8秒)」をリピートしたら、基本の呼吸法は終了。Naokoさんいわく、手軽にインナーマッスルも鍛えられるそうです。

意外と簡単なおしり筋伸ばし!

基本の呼吸を覚えたところで、次は「横座りおしり筋伸ばし」にチャレンジ。最初に正座の状態から右足をあぐらの時と同じ形に。左足はへの字になるよう後ろ側に置き、浮いたおしりを床につけていきます。8秒息を吐きながら3~5回おこなえばエクササイズ終了。はじめのうちは“床に近づけるイメージ”でも大丈夫ですよ。

 

他には、骨盤のゆがみを整える「前後開脚おしり筋伸ばし」の方法も。「横座りおしり筋伸ばし」の状態から、後ろ側の足を真っすぐ後方に伸ばします。後は息を8秒吐きつつ、伸ばした足のつけ根を床につけてみてください。

 

実際にアナウンサーの森圭介さんは、2種類のおしり筋伸ばしを体験。“だらけ度チェック”では膝が上がらなかったのにも関わらず、実施後は“膝の持ち上げ”に成功しました。さらに「さっき痛かったところ全然痛くない」とコメントし、効果を実感している様子でした。

赤ちゃんを抱っこするだけでおしり筋アップ?

Naokoさん考案のおしり筋伸ばしは好評のようで、「ほどよく負荷がかかるので、運動不足解消に最適」などの声が後を絶ちません。

 

ちなみにNaokoさんは自身のYouTubeチャンネルで、様々なストレッチやエクササイズ動画を公開しています。また、産後ママに向けた“赤ちゃんを抱っこするコツ”という動画もアップ。Naokoさんのワザを真似すれば、腰や膝を傷めずに抱っこできるそうです。

 

具体的なやり方を見ていくと、まず片膝の状態で床に寝ている赤ちゃんを抱っこ。持ち上げる際におしりを絞めながら真っすぐ立つと、“セルフ骨盤矯正”の効果が。何気ない動作の中で、“おしり筋”を使うことがポイントなのかもしれません。

 

なかなか運動する時間を確保できない人は、ぜひ今回紹介したトレーニングを取り入れてみてはいかが?

文/牧野聡子
参照/『スッキリ』公式サイト「話題! ほぐピラ おしり筋伸ばし 人気トレーナーが伝授」https://www.ntv.co.jp/sukkiri/articles/1727a7zez3ip555rw2kk.html
Naoko公式YouTube動画「産後ママ必須! 腰や膝を痛めずに抱っこするコツ①」https://www.youtube.com/watch?v=-u0PInl1oVU