“交渉力”と“折衝力”って何が違うの?

“交渉力を上げる方法”が多数あげられるなか、「交渉力と折衝力って何が違うの?」という疑問も寄せられていました。

 

交渉は“お互いの要望をクリアすること”が目的で、折衝は“妥協して折り合いをつけること”を意味します。折衝力は交渉が難航した際に生かすべき能力と捉えられており、「お互いが納得できる条件にならなければ“折衝力”を発揮するべき」「妥協点を早く察知し、提案するのが折衝力」といった意見が上がっていました。

 

“折衝”のコツは交渉時と同様に、「具体的な代替案の提示」「分かりやすい説明」が重要とのこと。それに加えて、「交渉の時よりも“ヒアリング”が重要。しっかり相手の言い分を聞きとり、最善のアイデアを提案することが大切」というコメントも。状況によって交渉力と折衝力を使い分けることが大切なのかもしれません。

 

意外と様々な方法がある“交渉力の鍛え方”。交渉が失敗続きの人は、まず“デキる人の行動”を真似してみてはいかがでしょうか?

 

文/古山翔