新しい年が始まりましたが、続くコロナ禍でなんだか気分が落ち込み、日々頑張っているけれど報われた気がしない…という人も多いかもしれません。そんな私たちの気持ちを受け止めるために、「心を満たす手帳術」を始めてみませんか?

インスタグラムで4.2万人が注目!「心を満たす手帳術」とは?

「心を満たす手帳術」とは、できたことや嬉しかったことを記録するなど自己肯定感を高めるしかけをつめこんだ手帳術のこと。フォロワー4.2万人のインスタグラマー・mukuri(むくり)さんが発信しています。

 

mukuriさんは、すべての始まりは”心を満たすこと”だと言います。

 

「心を満たせていないと、自分の本当の願いがわからなかったり、何かを達成しても幸せを感じにくく満たされない状態のままだと思うのです。”心を満たす手帳術”は、日々頑張ってすり減った心を満たしながら自分と向き合い、やりたいことを見つけて叶えていく手帳術です」。

 

mukuriさん自身、もともと自己肯定感が低く、新しいことを始めるのが苦手で、自分がやりたいと思うことがあっても諦めてしまうことが多かったそうです。しかし、自身で生み出した「心を満たす手帳術」を書いていくうちに少しずつ自信がつき、かたくなだった心がほぐれていったそう。

 

「今までだったら

できないものはできない!

と決めつけていたことも、

もしかしたらできるかも

とまず行動にうつせるようになりました。好きなこと、本当にやりたいことも見えてきて、

2020

年は

YouTube

チャンネル開設し、心を満たす手帳屋さんとして好きなことを仕事にする夢も実現できました」。

1週間単位でできたことを書き留める「心を満たすウィークリー」の使い方

今回は「心を満たす手帳術」の中で基本となる、「心を満たすウィークリー」の作り方についてご紹介します。

 

準備するのは、1冊のウィークリー手帳。「心を満たす手帳術」の大きな特徴は、普通の手帳のようにウィークリー部分にスケジュールややるべきことを記入して管理するのではなく、日記のように「できたこと」「嬉しかったこと」を書き留めていくところにあります。

スケジュールを記入する部分もありますが、「心を満たすウィークリー」では予定全てを記入するのではなく自分が楽しみな予定だけを書き込みます。

 

日々の予定を見ると「あれをやらなければ!」と焦りや不安などネガティブな感情がわいてくるため、スケジュールを管理する手帳とは別の手帳やノートを使うのがいいそうです。mukuriさんのサイトではテンプレートも有料で配信されているのでまずは手軽に始めてみたいという人は使ってみるのもおすすめですよ。

 

「心を満たすウィークリー」では、手帳の見開きを「スケジュール」「ウィークリー」「ウィッシュリスト」「トラッカー」「感想・まとめ」5つのパートに分けて使います。

【スケジュール】

「スケジュール」には仕事や家事などのやるべき用事ではなく、1週間の楽しみな予定だけを書き込みます。

【ウィッシュリスト】

「ウィッシュリスト」にはその週でやってみたい、ワクワクすることを書きます。

【トラッカー】

「トラッカー」は、自分のためになるいい習慣を身につけるため

のもの。 縦に習慣にしたいことを、横に曜日を書き入れ、達成したらマーカーでチェックします。mukuriさんは、忙しい時になおざりになってしまうセルフマッサージやデジタルデトックスなど自分のケアする項目を立てているそうです。

 

【ウィークリー】

日ごとに「できたこと」「嬉しかったこと」を箇条書きで書き留めていきます。mukuriさんは「できたこと」をリボンマーク、「嬉しかったこと」をハートマークで分け、印象的な日にはちょっとした日記を書いています。