夏の間にそうめんを食べきれず、台所の奥にしまい込んでいる人も多いのではないでしょうか? しかし、実は冬こそそうめんがおいしい季節。今回は冬にぴったりなそうめんレシピを紹介します。
“冬こそおいしい”理由とは?
今年11月に放送された『あさイチ』(NHK)では、冬に食べたいそうめんレシピを大特集。まず“冬こそおいしい”と言われる理由をみていきましょう。
番組に出演した佐賀県・神埼そうめん協同組合の代表理事・井上義博さんによると、そうめんは“ねかせる”ほどおいしくなるそう。ねかせることでコシが強くなり、歯切れも良くなると明かしていました。
また番組では、冬にぴったりな時短そうめんレシピも紹介。まず無調整豆乳(200ml)と3倍濃縮のめんつゆ(大さじ2)を混ぜ、600Wの電子レンジで2分半温めてください。次に茹でて湯切りしたそうめんを豆乳スープに加え、卵(1個)と納豆(15g)を混ぜたものをかけましょう。最後に刻みのり、カシューナッツ、細ねぎ、おろししょうが(全て適量)をのせれば完成。たった5分でほかほかの豆乳そうめんができあがります。
これには視聴者からも、「実は冬の方がおいしいって初めて知った!」「めちゃくちゃ簡単だし、余ってるそうめんで作ってみよう」といった声が上がっていました。
運動している人にもおすすめ!?
番組では他にも筋肉料理人こと藤吉和男さんが、運動する人におすすめの簡単レシピを披露。消化がよくエネルギーをチャージしやすいそうめんは、激しい筋トレなどの後にぴったりだそうです。
まずはなす(1個)やねぎ(1/2本)などの材料をカット。次に水(200ml)とねぎの白い部分を入れた鍋を火にかけ、沸騰したらなすを加えます。
沸騰した状態で2分ほど煮たあと、サバ缶の煮汁(1缶分)、しょうゆ(大さじ2)、みりん(大さじ2)、酒(大さじ2)、砂糖(大さじ1)を入れてよく混ぜましょう。さらにサバの身(1缶分)、赤とうがらし(1/2本)、薄切りにしたしょうが(1/2かけ)を投入し、2~3分煮た後にねぎの青い部分を加えて火を止めます。
茹でたそうめんを水でさらして皿に盛り、具材と煮汁をまわしかければ完成。消化のいいそうめんにサバのタンパク質をプラスした“筋肉レシピ”が、あっという間に楽しめますよ。