職場で肩身の狭い思いをしがちな“仕事がデキない人”。「自分に向いてない…」と諦めるのではなく、改善しようとする姿勢が大切ですよね。今回は「仕事がデキない人あるある」を紹介。“あるある”を把握することで、思わぬ改善点が見つかるかもしれません。

同じミスを何度も繰り返す人」がトップ認定!?

まず“仕事がデキない”と認識されやすい行為といえば「ミス」。“デキない人あるある”として数多くのコメントがあったのは、“同じミスをする”ことでした。「どの職場でも“仕事がデキない”と言われていた人はミスが多い」といった声が多数寄せられています。

 

“ミスを頻発する理由”を見ていくと、「報連相をしない。勝手に作業を進めることが多く、ミスに気づいてから報告してくる」「わからない業務があっても自己流でやりがち。仕事ができない人は質問の回数が少ない印象」などがあげられていました。ミスの再発を防ぐために相談しない人は、「仕事がデキない」というレッテルが貼られてしまうようです。

「作業が遅い」「進行管理が下手」「ネガティブ思考」も共通項!?

そのほか、“作業スピード”に注目した主張も続出。「仕事がデキない=作業が遅い」と認識する人は多く、「業務を終えるまでの時間が長すぎる」「完璧主義なのか作業スピードが遅い。もっと急ぐ意識を持った方が良いと思う」などの意見が目立ちます。

 

仕事がデキない人は“作業スピードが遅い”だけでなく、「スケジュール管理ができない」という特徴も。「いつも納期ギリギリ。そのせいで周りもバタバタするから何とかしてくれないかな…」「期限を設けて業務を遂行しないし、仕事の優先順位も間違ってる」といった声も少なくありません。

 

業務以外には“性格面”に踏み込んだコメントも見られます。「何でもネガティブに捉える人は“仕事がデキない”イメージが強い」「引っ込み思案もデキない人の特徴。言われたことしかやらないのはNG」などの“あるある”が寄せられていました。

「仕事にネガティブな人」は5割以上!

「頼りない」という印象を持たれがちな“仕事がデキない人”。実際、ネガティブな性格の人はどのくらいいるのでしょうか?株式会社キャリアデザインセンターは以前、「女性と仕事」に関するアンケート調査の結果を公開しています。

 

回答者に「今の仕事は楽しいですか?」とたずねたところ、「やや楽しくない(21.9%)」「楽しくない(18.4%)」と“楽しくない派”が全体で55.2%を占めており、過半数の人が“仕事にネガティブ”という結果に。

 

一方で、同調査では「“楽しい”を増やすための方法」についても質問。その結果、最も多かったのが「転職する(31.8%)」でした。ついで「人間関係を良くする努力をする(18.1%)」「ポジティブに考える(17.2%)」という回答が多くなっています。より楽しく仕事に取り組みたい人は、人間関係や自分のメンタル状態を見直した方がいいのかもしれません。

 

様々な声が寄せられた“仕事がデキない人あるある”。もし“あるある”が当てはまると感じたら、なるべく早く改善できるように努力したいものですね。

 

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文/内田裕子
参照/株式会社キャリアデザインセンター「『女性と仕事』に関するアンケート」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000186.000012506.html