子どもたちが日常生活の中で楽しむマンガやゲーム。時には友達から「貸してほしい」と頼まれることがありますよね。何気ないやり取りではあるものの、子どもの“マンガ・ゲームの貸し借り”が思わぬトラブルを招いてしまうことも…。

責任感を持たせるために貸し借りは有効?

先日ネット上で注目を集めたのは、「ゲーム本体・ソフトの持ち出しを禁止している」という家庭の話題。小学生の息子を持つ母親いわく、トラブルを防ぐためにマンガも含めて貸し借りを禁止にしたそう。一方で「友達から貸してと言われて断ってばかりでは、ちょっと可哀想かも」と感じるようになり、「皆さんの家庭ではどうしていますか?」と問いかけていました。

 

ネット上には様々な反響が寄せられ、“貸し借り容認派”からは「責任感を持つことにつながるので敢えて禁止はしてないです」「コミュニケーション力をアップさせるためにも禁止しない方がいいのでは?」といったコメントが続出。子ども同士の“会話のきっかけ”が失われないよう、貸し借りを許している家庭は多いようです。

貸し借りで起こるトラブルは?

とはいえトラブルを招く可能性は否定しきれず、なかには「貸したマンガを汚されたまま返されたらしく、子どもが落ち込んでいた」と実体験を明かした人も。また“トラブルを起こした側”からは、「ウチの子が借りたマンガを失くして家中大騒動。結局同じものを購入して謝ったけど、それ以来貸し借りを禁止しています」というエピソードが寄せられていました。

 

さらにマンガと違ってゲームは高価な場合がほとんどで、「マンガは安いからまだしも、ゲームは高いお金を出して買ったものだから貸し借りしてほしくない」とのコメントも。マンガ・ゲームに限らず貸し借りには責任が伴うことを、子どもに予めしっかり説明する必要があるかもしれませんね。