12月に入り、クリスマスが待ち遠しい季節になりました。今年のクリスマスはおうちでみんなでゆっくり…という人も多いかもしれませんね。おうちパーティーのためにちょっと特別なごはんを作ってみませんか?
今回、クリスマスにぴったりなレシピを紹介してくれるのはインスタグラムでおうちごはんを紹介されているぺろりさん。フォロワー1.1万人という人気の秘密は、「顔デコ」にあります。
ゴマやコーンで顔がついたおにぎりやトーストなど…素朴でかわいらしい料理が「かわいくてほっこりした」「子どもが好きそう!」とたくさんの人から人気を集めています。
ぺろりさん自身も育児中のママ。
「息子は2歳で、何に対しても興味津々です。食が細いのですが、お顔つきのごはんだと喜んで沢山食べてくれるので作り甲斐があります」と、お子さんも顔デコごはんに夢中なんだそう。
なるべく家にある材料を使うという気負わないデコを心がけているそうで、「目などをつけるくらいのデコなのですが、
こんなにかわいい料理なら、子どもだけでなく大人も笑顔になってしまいますよね!
とぼけた表情がかわいい!「トナカイのきんぴらバーガー」の作り方
今回、ぺろりさんが作り方を教えてくれたのは「トナカイのきんぴらバーガー」です。使っているのは焼きおにぎりとレンコンのきんぴら。顔はカニカマとごまで作ってあります。
焼きおにぎりは冷凍のものを使ったり、きんぴらも市販のものを使えば、簡単に作ることができますよ!
【トナカイのきんぴらバーガーの材料と道具 4個分】
- 冷凍焼きおにぎり(手作りの焼きおにぎりでも)…4個
- れんこんきんぴら(市販のものでも)…約72g
- カニカマ…1本
- 黒ごま…8個
- ストロー(大・直径約6mmのもの)
- ストロー(小・直径約12mmのもの)
- ピンセット(なければつまようじ)
- 箸
- 包丁(またはナイフ)
- クッキングシート(ラッピング用)
- 麻ひも
【トナカイのきんぴらバーガーの作り方】
【下準備】
STEP1
きんぴらのれんこんを4枚取り出し、半分に切ります(もともと半分になっていればそのまま使用します)。これがトナカイのツノになります。
STEP2カニカマの赤い部分と白い部分を分けます。赤い部分はストロー(大)で4枚、白い部分はストロー(小)で8枚、型抜きします。赤い部分が鼻、白い部分が目のパーツになります。
STEP3型抜きした白いカニカマすべてに黒胡麻をひと粒ずつ乗せます。目のパーツが完成です。
STEP4
続いて、ラッピング用の準備をします。麻ひもを長さ40cmにカットし、全部で8本分作ります。
STEP5クッキングシートを20cm出してカット。さらに縦半分に切り2枚にします。もう一度行い、全部で4枚分作ります。
STEP6STEP5で切ったシートを軽く丸め、写真左下のように長辺の部分を軽く手前に折り曲げておきます。4枚全部に行います。
【デコレーション】
STEP1焼きおにぎりをあたため、三角形の底辺から半分くらいまで切り込みを入れます。れんこんきんぴらを約4等分しておにぎりにはさみます。
STEP2
下準備しておいたクッキングシートでSTEP1で切り込みを入れた部分を下にしておにぎりを包み、端をひねります。
STEP3
ひねった部分を麻ひもで結びます。
STEP4準備しておいた鼻と目をバランスを見ながら、おにぎりのシートから出た部分につけます。この時、おにぎりをあたためたときに下になっていた面の方がカニカマがつきやすいのでおすすめだそう。お箸でおにぎり上部の側面、左右それぞれに穴を開けて、ツノに見立てたれんこんをさせば完成です!
ラッピングについて、ぺろりさんは「ラッピングが面倒であればクッキングシートを捻るだけでも可愛いと思います。麻ひもは代わりにマスキングテープを使っても可愛くまとまりますよ」と話してくれました。今の時期、クリスマスプリントのクッキングシートも100円ショップなどで販売されているので、活用してみるのもいいですね。
クリスマスのおうちパーティーをよりワクワクするものにするために、かわいくて、おいしいぺろりさんの顔デコごはんにぜひチャレンジしてみてくださいね!
ぺろりさん(Instagram@peroriiiiii)
取材・文/阿部祐子