乾燥によりインフルエンザも気になるこの季節。今年は新型コロナウイルスとインフルエンザとの同時流行を指す「ツインデミック(ダブルのパンデミック)」の懸念も広がっています。例年にも増して、家族の健康が心配です。
しかし、健康管理のため注意が必要なのは屋外だけではありません。窓を閉め切って暖房をかけた室内環境にも、実は危険は潜んでいます。密閉された室内の空気は、ウイルスやハウスダストなどにより、屋外よりも最大で7倍も汚染されている場合があるとも言われているんです…。
在宅勤務により室内で過ごす時間も増えている昨今、健康的にこの冬を乗りきるために、これまで以上にしっかり対策をする必要がありそうです。
人がいる空間の空気を安全に消毒できる方法はない
私たちが生活をしている空気中には、細菌やウイルスだけでなく、ハウスダスト、ダニ、花粉、カビなど、健康に悪影響を及ぼす生物粒子(ホコリ)成分が数多く浮遊しています。
帝京大学大学院 医学研究科でウイルスやカビなど生活環境の微生物を研究している槇村浩一教授によれば、この生物のホコリのもっとも安全かつ有効な対策手段は「洗浄」と「ろ過」、つまり手洗いやマスクの着用などです。
手が洗えない(表面を洗浄できない)場合、一部の微生物にはアルコールなどの消毒薬も有効ですが、基本的には人に悪影響がなく微生物だけを消毒できる方法というのはありません。そのため、人がいる空間の空気全体…となると、安全に消毒する方法はないそうです。
空気を「洗浄」や「消毒」ができないとしたら…どうしたらいいのでしょうか?
「換気の悪い密閉空間」を改善する方法はHEPAフィルターによるろ過式
室内の空気を改善するためには、一般的に「30分に1回、5分程度の換気」が有効とされています。
しかし、寒さが厳しいこれからの季節は窓を開けて換気するのが難しいときも。
窓を十分に開けられない場合、窓からの換気と併せて使用が推奨されているのが「空気清浄機」です。ただし、効果的な空気清浄機には条件があるそう。
厚生労働省が発表した資料
(※1)によれば、換気不足を補うために空気清浄機を併用する際の留意点として、「HEPAフィルターによるろ過式」と明記されています。
HEPAフィルターとは、クリーンルームなどでも使用されてきた高性能フィルターです。槇村教授が家電メーカーのダイソンと老人ホームの居住空間で行った共同研究
(※2)においても、このHEPAフィルター搭載の空気清浄ファンを設置したことで、ウイルスの大きさのホコリが大きく減少したことが報告されています。
つまり、室内環境の改善のために空気清浄機でホコリなどをろ過するならば「HEPAフィルター搭載機種を選ぶ」というのがひとつの目安になりそうです。
高密度のHEPAフィルターを搭載した「Dyson Pure Humidify + Cool 加湿空気清浄機」
HEPAフィルターを搭載した空気清浄機のなかでも注目なのがDysonの「Dyson Pure Humidify + Cool 加湿空気清浄機」。
ダイソンでこの形といえば、あの、羽のない扇風機を想像する方もいると思います。実は、そのすぐれた技術を応用しているところに、この空気清浄機のすごさが隠されているんです。
室内空気を整える「Dyson Pure Humidify + Cool」3つの特徴
1. 高性能センサーで0.3μmまでの微細な粒子を検知
「Dyson Pure Humidify + Cool」はPM10 (花粉)、PM2.5(たばこの煙)、 VOCやNO2(料理中に発生するガス)など、0.3μm(0.1μm=10000分の1mm)までの微細な粒子や有害となり得るガス、ニオイを自動で検知。本体のLCDディスプレイでリアルタイム表示します。2. 360°グラスHEPAフィルターがPM0.1の微粒子まで99.95%除去
こちらが先ほどお話ししたHEPAフィルターです。「Dyson Pure Humidify + Cool」は9メートルのHEPAマイクログラスファイバーをプリーツ状に200回以上折った、高密度のフィルターを採用しています。これにより、空気中からPM 0.1レベル(0.1μmの大きさ)の微細な粒子を捕えます
(※3)。
さらに、中央の活性炭フィルターにより、有害なガスも除去
(※4)。一度捕えた物質は漏らすことなく、清浄・加湿された空気を放出します。
3. Air Multiplierテクノロジーで部屋全体の空気を清浄
さらにダイソンの空気清浄機がすごいのが、特許技術のAir Multiplierテクノロジーで、毎秒320リットルの空気を送り出す点にあります。
これにより気流を増幅。空気を循環させ、遠くにある空気の汚れも引き寄せることで、空気清浄機を設置した周囲だけでなく、部屋全体の空気を清浄できる設計になっています。
この空気の循環力が部屋全体の空気をろ過するためには何より重要なんです。
ほかにもダイソンならではの魅力が!
- 「空気清浄機」「扇風機」「加湿器」の1台3役。通年使用可能で、収納場所もとりません。
- 加湿用の水タンクにUV-Cライトを直接照射。瞬時に除菌し、衛生的な加湿ができます。
- 加湿フィルターは作動時に洗浄もでき、交換不要。空気清浄フィルターは定期的な交換のみで掃除不要です。
- 羽がないため、小さいお子さんがいる家庭でも安心して使えます。
部屋全体を素速く、均一に温めるなら「Dyson Pure Hot + Cool」
Dyson Pureシリーズは、製品ラインナップも豊富。なかでも「空気清浄機」「扇風機」に「ファンヒーター」の機能を搭載した「Dyson Pure Hot + Cool」は、寒い冬を越すのにぴったりです。
こちらも、ダイソンならではのAir Multiplierテクノロジーにより、パワフルに空気を送り出し循環させ、速く、均一に部屋を暖めることが可能。
そのため、約8畳の部屋の場合、温度が9度から21度に達するまでにかかる電気代はわずか約29.6円
(※5)。スマートな温度制御機能により、室温が設定温度に達すると自動で温風モードを停止するので、無駄な加熱も防いでくれます。手洗いやマスクに加え、室内空気の改善も意識し、この冬は家族で健康的に過ごしたいですね。
文/松崎愛香 協力/ダイソン株式会社、帝京大学医真菌学宇宙環境医学 槇村浩一氏 問い合わせ/ダイソンお客様相談室0120-295-731
※1 冬場における「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15102.html) ※2 浮遊粒子ならびに浮遊真菌に対する空気清浄ファン短時間稼働の効果:生活環境のモデルとしての老人ホーム居室における予備的評価 ※3フィルター性能は、欧州規格EN1822に準拠し第三者機関IBR(米国)が実施したPM0.1の粒子を対象としたフィルター試験結果。※4自社および第三者機関[Fraunhofer(ドイツ)、CHEARI(中国)]が実施した酢酸、アセトアルデヒド、アンモニア[(社)日本電気工業会規格(JEM1467)]、 ホルムアルデヒド、ベンゼン[中国標準規格(GB/T18801)]、NO2[自社規格(DTM-003282)]の測定試験結果(カッコ内は準拠した規格を示します)。実際の使用状況により除去率が異なります。前記以外の有害ガスについては確認していません。※5 * IEC(国際電気標準会議)規格60675に準拠した自社規格DTM961に基づく自社試験[製品の設定温度は24℃。室内温度9℃から21℃まで上昇にかかった時間(47分)]により算出。実使用空間での実証結果ではありません。ご使用の状況によって効果は異なります。 電気代は新電力料金目安単価27円/kWh(税込)で計算したものです。