職場によっては上司と部下が定期的に面談をおこなうはず。多くの人は働きながら感じたことを上司に話し、働き方の改善に役立てていますよね。しかし中には、言いたいことがあっても言えない場合もあるようです。

言いたいことが言えないのはなぜ?

先日、事務職の女性から「上司との面談で言いたいことは伝えてますか?」との質問が。質問の背景には「実は会社に対して不満を抱いていたのですが、上司に伝えることで印象が悪くなりそうなので発言を控えてる」という事情がありました。

 

彼女の投稿には共感の声が多く、「不満って悪口に聞こえる時がほとんどなので、極力言わないようにしてる。実際に不満を言った同僚は周りから一気に信用されなくなった」「不満を言っただけで評価が下がることってあるよね。私は当たり障りのない話しかしない」などのコメントが見られます。

 

他には「同僚や後輩の目に余る行為を指摘したのに、まったく聞き入れてもらえず…。『言っても無駄』と思ってからは意見しなくなったかな」というエピソードも寄せられていました。

 

面談は自分をアピールするチャンス

ネガティブな意見が多い印象ですが、面談を“チャンス”と捉えている人も少なくありません。“言いたいことを言う”派の主張を見ていくと、「せっかくの職場環境を改善できる機会なので、思いついたアイデアはたくさん伝えてます!」「やりたい仕事がある時は積極的に部署異動をお願いしてる。黙ってたら何も発展しないからもったいない」といったコメントが。面談は“待遇や職場環境を良くするキッカケ”と思う人が多数いるようです。

 

それでは、より意味のある面談にするためにはどうすればいいのでしょうか?

 

アドバイスとして「仕事に対する不満を言うのは誰でもできる。直すべき点と改善を実現するプランまできっちり伝えれば、上司も受け入れやすいと思う」「もっとポジティブに捉えた方がいい。次の面談までに目標やノルマなどを設定すれば、ダラダラ喋るだけの時間にならないよ」などがあげられていました。

 

単なる愚痴と捉えられないよう、業務の改善に向けた施策として不満の解消法を提案するのがいいのかもしれません。