【この記事は、CHANTOママライターによるウェブ限定記事です】
ライター名:草間小鳥子
カフェで飲むような、ラテやカプチーノに欠かせないのは、あのふわっふわできめ細やかなミルクの泡!なかなか自宅では真似できない……と思っていたのですが、なんと、みごとに真似できました! しかも、1分足らずというお手軽早ワザで。それを可能にしてくれたのが、この「ミルクフォーマー」です。ふわっふわの泡がすぐできるだけでなく、手先の器用さに自信がある方は、ラテアートにも挑戦できるというすぐれもの。さっそくご紹介します。
ミルクフォーマーとは
ミルクを泡立てるための道具です。「それだけ?」という声が聞こえてきそうですが、これがあるとないとでは、おうちカフェライフは天と地ほどの差が……。あたためたミルクなどをかき混ぜてエアリーな泡に仕上げ、お好きな飲み物の上をふんわり彩ることができます。「クリーマー」と呼ばれることも。100均やIKEAでも手軽な価格で手に入るようです。私が購入したものは、珈琲メーカーでもおなじみのブランド、HARIOのもの。1300円ほどでした。スリムなので、いつもはソーダストリームの下にちょこんと置いておけます。
台座がついているので、置き場所に困らず使いたい時にサッと手が伸ばせるのもGOOD。電力は、単三電池二本でした。毎日使えて、泡立てる時間は一瞬なので、コスパはかなりいいと思います。
使い方のコツ
1、ミルクを電子レンジで加熱(600wで40秒ほど)
2、ミルクフォーマーを差し込み、スイッチオン!
20秒ほどで、ふわっふわの泡のできあがり。
3、お好きな飲み物の上へ注ぎます
かき混ぜる時にこぼれやすいので、ミルクを入れるのは、高さのあるまっすぐなカップがおすすめです。
飲み物が一杯だけなら、ミルクは大さじ二杯もあればじゅうぶん。たちまち、たっぷりの泡に変身しますよ。
まるでカスタム!? アレンジも自由自在
ミルクは、豆乳やアーモンドミルクにも変更OK。豆乳は、ミルクよりもボリュームのある泡が、アーモンドミルクはよりなめらかな泡ができるような気がします。ソイラテも、アーモンドミルクラテも、思いのまま。キャラメルソースやチョコソースを常備しておけば、あっというまにカフェ風ドリンクのできあがり。また、コーヒーだけでなく、抹茶をたてたり、ココアを混ぜたりといった、パウダー状の飲み物を美味しくするのにも向いています。竹串を使えば、ラテアートも楽しめます。ホームパーティーやアフタヌーンティーにぴったりですね。私自身、ミルクフォーマーを買おうと思ったのは、ママ友のお宅でお茶をごちそうになった時、本格的なカフェラテに感心したのがきっかけでした。
ミニマリストでも、持つべき逸品!
私は普段、「台所用品はなるべくコンパクトに、どんなに便利用品でも、モノを増やしたくない!」という主義なのですが、ミルクフォーマーは、買って正解でした。コーヒーの上のふわっふわの泡をすするのは、至福のティータイム。ちょっぴり贅沢な気分に浸ったあと、「さあ、もうひとがんばり!」と気持ちを切り替えられるのです。お手入れも簡単。サッと洗って一振りすれば、水気が切れます。なんと、上級者向けには、全自動で温めから泡立てまでやってくれるカップ型のものや、手動でこだわりの泡立ちを調整できるメッシュ型のものも。冷たいままシャカシャカ振るだけで子どものお手伝いにぴったりなシェイカー型もあったりと、なかなか奥が深いようです。ただ、はじめにもお伝えしたとおり、ミルクフォーマーの基本の動作はミルクを泡立てるだけ。ためしに、生クリームや全卵を泡立ててみようとしましたが、ハンドミキサーのようにはいきませんでした。実用的なキッチン用品とはちょっとタイプが異なるので、買う時には注意が必要です。
忙しいときこそ、日々の癒しがうれしい。でも、手間はかけられない……。